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2023.07.05

【新刊紹介】スピノザ(2023)『スピノザ全集 第Ⅰ巻 デカルトの哲学原理 形而上学的思想』、松田克進・平松希伊子・鈴木泉訳、岩波書店【文学部】【文学研究科】

 

本学文学部の松田克進教授が訳者の一人となって、2023年6月に、岩波書店から、ヨーロッパ近世の哲学者スピノザ(1632-1677)の著作『デカルトの哲学原理』の新訳を出版しました。

同書とその付録『形而上学的思想』を収めた『スピノザ全集 第Ⅰ巻』の、出版社による内容説明は以下のとおりです。



「1663年、スピノザの名を冠して生前に公刊された唯一の著作。『デカルトの哲学原理』はデカルト哲学の再構成であり、その付録『形而上学的思想』は近世スコラ学の形式によりデカルト形而上学の展開を試みる。スピノザは当時逆風にさらされていたデカルト主義を自らの哲学の堡塁とし、本作品によって哲学研究者として「デビュー」した」。
 

 

 



 

 

この『スピノザ全集 第Ⅰ巻』には、松田教授が、共訳者の平松希伊子教授とともに記した『デカルトの哲学原理』の「解説」も収められています(255頁から298頁まで)。

 


関心をおもちの方は、ぜひご覧になってください。

https://www.iwanami.co.jp/book/b626362.html