2023.07.10
「全国まちづくりカレッジ大会@西浦」開催【政策学部】
2023年7月1日(土)・2日(日)にわたり、「全国まちづくりカレッジ大会@西浦」が開催されました。全国まちづくりカレッジ大会(通称:まちカレ)とは、地域(商店街や商工会議所、地元市町村やNPO 等)と協働したまちづくり活動に携わる、日本各地の学生や大学関係者等が一同に会し、お互いの交流を図り、自分たちのまちづくり活動の学習や実践に結びつけるために開催されるまちづくりの全国大会です。
今年で22年目を迎える本大会は、北海道から九州まで全国の「まちづくり」に関わる計10大学の大学生約260人が集結し、京都市伏見区西浦地区の魅力を捜し出し発表しました。
1日(土)は各大学の「まちづくりの取り組み」に関する発表会を通じて、アイディアや知恵の共有を行いました。発表会後は、参加者そして龍谷大学近くの西浦中公園にて地元の人たちとの懇親を兼ねた協働イベントが行われました。
2日(日)は、参加学生がグループに分かれ、深草キャンパス近辺の西浦地区を対象とし、フィールドワークを行いました。西浦地区の「おもろいところ」、「気になるところ」を2時間弱という短い時間で捜し出すという課題にチャレンジし、見つけた魅力を発表しあいました。
「公園が多く住民の交流がしやすそう」「留学生向けの日本語教室があり、外国人との共生が進んでいる」などの意見がでました。
フィールドワークやワークショップといった従来的には建築や都市デザイン手法の方法論を導入する大学が増えつつあります。まちづくりカレッジは、そのような方法論で教育をしようと試みている大学の集いであり、お互いの経験や知恵を共有するたいへん貴重な機会を提供してくれています。また、地域にとっても活性化に関する有益な情報を提供してもらうことにもなり、互恵的な関係を構築することが期待されています。