2023.07.13
世界6ケ国・地域から計11名の留学生が広島平和プログラムに参加!【R-Globe】

留学生を対象とした「広島平和プログラム2023」を7月1日(土)~7月2日(日)に開催しました。この広島平和プログラムは1994年から浄土真宗本願寺派広島別院と龍谷大学の共催事業で今回で25回目を迎えました。本プログラムはコロナウイルス感染拡大の影響を受け3年ぶりの開催となりましたが、世界6ケ国・地域から計11名の留学生がプログラムに参加しました。
初日の7月1日(土)は広島到着後、本願寺広島別院にて「全戦争死没者追悼法要」が開催され、留学生による献華、その後、被爆体験証言者の篠田恵さんから「わたしの被爆体験」をテーマにご講演いただきました。
翌日の7月2日(日)は、平和記念資料館等・原爆ドーム、ボランティアガイドの三登浩成氏のご案内により平和公園を見学しました。原爆が広島に及ぼした影響、戦争の悲惨さを学ぶ留学生達にとって核廃絶や平和について考える機会となりました。
参加した留学生からは、「母国ウクライナの平和について考える貴重な機会になった。篠田さんのお話や平和記念資料館の展示を見て衝撃を受けた。戦争はあってはならないものだと改めて感じた。」や「アメリカの高校では広島の被爆についてあまり教わらない。篠田さんのお話を聞いて涙が出た。アメリカの家族や友人らに広島の歴史を伝えようと思う。」などの感想がありました。
このたびの広島平和プログラムで留学生たちは多くの貴重な経験をしました。原爆・戦争の過ちを繰り返さぬよう、留学生一人一人がこの経験を活かし、平和のために私たちができることを考え、行動し、各国の人々に伝えてほしいと考えます。

