2023.07.21
お昼休みに、人文学の世界に触れてみませんか~第19回文学部コモンズカフェを開催~(文学部歴史学科日本史学専攻 井上 学 先生)【文学部】
2018年より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、研究に関連する内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催致しております。今年度は、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。
第19回文学部コモンズカフェは、文学部 歴史学科日本史学専攻 井上 学 教授より、「京都市の都市形成と鉄道網の建設」 をテーマに、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。
普段の講義とは少し違った気楽な楽しい学びの場となっております。お気軽にご参加ください。
※対面での参加は、学内者限定(先着20名)とさせていただきます。対面の場合、食事を取っていただくことはできませんが、飲み物は可とし、コーヒーを提供させていただきます。
日 時:2023年7月26日(水)12:35~13:05
講 師:文学部 歴史学科日本史学専攻 井上 学 教授
テーマ:京都市の都市形成と鉄道網の建設
対 象:どなたでもご参加いただけます。(対面での参加は学内者のみ)
場 所:大宮学舎東黌1階アクティビティホール(学内者限定・先着20名) または Zoomでのオンライン参加
内 容:
京都市内には複数の鉄道事業者が運営しており、各社の路線や駅が存在します。これら京都市内の鉄道網はどのような背景によって形成されてきたのか、これは鉄道の建設が始まった近代京都の都市の広がりやその後の市域の拡大が大きく影響しています。
駅の設置も、当時の都市の特徴や変化と大きく関係しています。例えば、嵐電の四条大宮駅や西院駅は地上にあるのに、同じ場所に立地している阪急の大宮駅や西院駅はどうして地下にあるのでしょうか。また京阪電車の伏見桃山駅は道路と踏切で交差しているのに、すぐ近くの近鉄電車桃山御陵前駅は道路の上を高架でまたいでいる理由はどうしてなのでしょう。
このような京都市内の鉄道建設の疑問について、地理的な制約や施設の立地、当時の京都の市街地の景観復原など歴史地理学的な視点から読み解いていきます。
申し込み:7月26日(水)9時までに、以下より、お申し込みください。
https://forms.office.com/r/U2C0U9gq2n
※ 本コモンズカフェは、公開ではなく、記録・保存を目的に、