2023.08.03
文学部共通セミナー「スタートアップコース」の成果報告会を開催【文学部】
「文学部共通セミナー スタートアップコース」の成果報告会が、7月13日(木)、7月20日(木)の2週間にかけて開催されました。
この授業のねらいは、プロジェクト型学修によって「1年生を対象に、学科専攻を越えた人間関係を構築し、協働による学び合いの力を身につける」ことにあります。
龍谷大学文学部の学びは、文学や言語、歴史や哲学・教育学、真宗・仏教学など実に幅広く、多様な視点から人文学について学ぶことができます。その上で、この授業では「文学部の学びはどのようにして社会に役立つのか」という視点を持って、人文学の様々な「問い」について議論を深め、「⾔語(ことば)」の持つ影響⼒について深く理解し、⼈⽂学の幅広い知識を⾝につけることを目的としています。
学科・専攻を超えた受講生によるチーム単位での活動を基本とし、教員や先輩スチューデントチューター(学修支援スタッフ)が学びをサポートしながら、計11チームがチームのメンバーが所属しない学科専攻を1つ選択し、それぞれの学びの魅力をテーマに、プレゼンテーションを行いました。
大宮学舎まで足を運び、それぞれの学科専攻の強みや魅力、学びと社会とのつながり等を先生方や大学院生にインタビューした結果を反映した内容となっており、発表全体が「文学部の学びの魅力」を表すように構成されていました。
発表後には、受講生同士の質疑応答や担当教員からの講評も行われました。
今後文学部の学びの中では、自らの考えを自分のことばで表現、発表する機会が多くあります。今回の成果報告会で得た経験・学びをこれからに活かしていくことを期待しています。