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2023.08.29

学生レポ:Shanghai Summer School 2023〈制作小笼包〉【R-Globe】

2023年8月6日~8月26日の間、龍谷大学の協定校である上海師範大学の「Shanghai Summer School 2023」に本学より5名が参加しました。
以下、学生レポートを紹介します。

〈南翔老街の名物小籠包作り体験〉
午前の中国語講座が終わった後、上海にある水郷の1つである南翔老街(ナンシャンラオジェ)を訪れました。この水郷は宋代や明代の史跡が残っており、歴史ある建築物や路地などの古き良き中国の風景を楽しむことができる場所です。到着後は、南翔の名物である小籠包作りをみんなで体験しました。包んだ小籠包は現地の方が蒸してくださり、本場の味を味わいました。その後は個人で自由に路地を散策。食品店や商店がたくさん並んでおり、服を買ったり食べ歩きをしたりして、伝統的な路地の雰囲気やグルメを楽しみました。ここでは、都市部では感じることができない伝統的な中国文化を五感で感じ、体験することができました。
今回の訪問では小籠包作りを体験し、伝統的な路地や建築物などを見回りました。全て私にとって初めての体験だったのでとても刺激的な日でした。小籠包作りは初めに現地の方がお手本を見せて説明してくださりました。実際にやってみると思っていたよりも難しく、皮が破れてしまいました。現地の方は素早い動作で綺麗に包んでいくので驚きました。参加者の全員が苦戦していましたが、お互いに教え合いながら楽しく体験することができました。出来上がった小籠包は綺麗に蒸し上がり、美味しくできたので嬉しかったです。その後は路地を散策しました。路地は日本や上海の都市部とは全く違った雰囲気で、カメラから手が離せませんでした。書道やお茶などの日本と重なる文化もありましたが、日本には無い独特な装飾や芸術もあり、そのような違いや部分を発見しながら散策するのがおもしろかったです。また、路地には景観だけでなく見たことのない食材が並んでおり、それぞれの食材の香りが漂っていました。午後だけの短い時間でしたが、中国の伝統的な文化を全身で体感することができ、貴重な時間を過ごすことができました。





〈苏州1日旅行〉
現地の友人に案内してもらい蘇州に行ってきました。蘇州は運河や古典庭園で知られおり、中国でも人気の観光地です。現地に着くと、蘇州駅の大きさに圧倒されました。平江路には、歴史的な街並みが広がり、様々な特産品のお店が多く並んでいました。紅茶や現地のお土産など、たくさんの買い物をしました。拙政園(せっせいえん)は世界遺産の蘇州園林のうちの1つで、明代の王献臣によって建造されました。金鶏湖周辺は、蘇州の中でも大企業が集まる場所です。湖の付近から見る景色は絶景で、現地の中華料理を食べました。帰りは高鉄(新幹線)に乗って上海に帰りました。
蘇州は園林など昔ながらの風景がたくさんあり、川、自然、町並みなどがとても綺麗でした。一方で、湖の周辺はとても発展しており、歴史的な街並みと現代的な街並みの両方を見ることができて、非常に面白かったです。高鉄の予約には、現地の身分証が必要で、予約が難しく海外での観光の難しさを実感しました。今回は中国の友人の案内のおかげで、安心しながら現地の魅力をたくさん感じることができました。授業を受けるだけでなく、旅行することでさまざまな文化に触れ、中国という国への理解がより深まりました。