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2023.09.12

政策実践・探究演習(海外)韓国PBL ソウルにて海外研修中(2)【政策学部】

政策学部では、アジアプログラムの1つとして、2023年度・2024年度に韓国でのプログラムを実施しています。滞在中のレポートをお伝えしています。


9月9日(土)「青年政策の日韓比較」というテーマで、青年政策に取り組む関係団体を訪問し、ヒアリング調査を開始しました。午前中は全国青年政策ネットワークのLee Juyoung代表から「青年当事者が作る制作事例~ソウルの事例を中心に~」、午後はユニオンセンターのKim Jong-Jin理事長から「韓国の青年政策の元凶と労働市場問題」についてお話を伺いました。
事前学習では日本の政策とともに韓国の先進的な政策を文献で学びましたが、実際に活動されている方から生のお話を伺うことができ、学生たちの質問にも丁寧に答えていただきました。青年が対象となる政策ということで、学生たちも身近な問題として関心を持っています。


午前の講演


午後の講演


以下、受講生のコメントです。

今日は、青年政策について韓国の現状を伺いました。お話を伺った中で、私は韓国の若者は自ら若者問題を解決しようと積極的に活動する人が多い印象を持ちました。現在韓国で青年問題について活動している青年政策ネットワークでは現在の労働環境に不満を持つ若者達が集まり、もっと自分の地域を良くしようという強い意志から結成されたそうです。学生が自発的に行動しており感心しました。今後も韓国の労働環境問題について学んでいきたいと思います。
今日の自由時間では弘大に行きました。可愛い雑貨屋さんや服屋さんを沢山見ることが出来て楽しかったです。
また、韓国限定のスターバックスの飲み物を飲みました。とても美味しくて可愛いのでまた飲みたいです。
 (政策学部2回生 安田早良彩)


弘大の雑貨屋さん


韓国限定スターバックス


今日は韓国の青年政策についてのお話を詳しく伺うことができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。以前の韓国の青年政策は青年の雇用政策ばかりが中心であったが、近年、1人暮らしをしている青年の家賃の問題や青年のメンタルヘルスの問題など幅広いものになったそうです。お話を伺った中で、現在の韓国政府はどちらかというと青年政策に積極的ではないというお話が一番印象に残っています。青年たちの抱える様々な悩みを解消していくためにも政府が今以上に青年政策に積極的になるといいなと思いました。また、今日の自由時間では弘大を楽しく散策することができました。
(政策学部2回生 菅原あす香)


弘大の散策にて


今回伺ったお話の中では、青年たちが自分たちの抱える課題に対して声をあげ、韓国の青年政策の立案に繋がっているということを知りました。韓国の政府・自治体レベルの青年問題への向き合い方、また青年たちが政府などの組織に自分たちが抱える課題をどのように訴えているのかということを知ることができおもしろかったです。今回お話を伺ったお2人が、韓国の青年政策をつくる過程に直接的に関わってこられた方だったため、普段は聞けないような詳しい話まで聞くことができとても興味深い内容でした。
ちなみにこちらの写真は今日のお昼ご飯です。明洞の「キンパ天国」というお店で食べました。安くて美味しいのでオススメです。
 (政策学部2回生 伊藤舞香)


「キンパ天国」で昼食