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2023.09.20

機械工学・ロボティクス課程 田原 教授がローカルホストを担当 国際バイオメカニクスシンポジウムを成功裏に【先端理工学部】

7月26~28日に響都ホールにおいて開催された『International Society of Biomechanics, 19th International Symposium on Computer Simulation in Biomechanics』で、機械工学・ロボティクス課程の 田原 大輔 教授 が2018年に国外研究員として訪問したデンマークのオールボー大学との深い国際的な連携を活かし、ローカルホストとして積極的なリーダーシップを発揮することで大成功に導きました。

このシンポジウムは、バイオメカニクスの筋骨格モデル解析の最新技術や研究が議論される2年に1度開催されるとても重要な学会です。

また、田原研究室の学生も海外の研究者たちと筋骨格シミュレーションや骨の有限要素法に関する最先端テーマで交流を深めました。
このシンポジウムは、コロナ禍を乗り越え対面開催としての復活を遂げ、参加者からウェルカムパーティーやバンケットディナーも含めて非常に高い評価を受けました。

シンポジウムを通じ田原教授と学会大会長であったオールボー大学のMichael Skipper Andersen教授との間に強い国際的な絆と連携が再構築されました。
今後もこのような国際的な交流を通じ、世界の最先端研究との連携を深め、常に進化し続ける教育・研究を推進していきます。

ISB TGCS2023 シンポジウムへのリンクはこちら
※ページ下の「Download Proceedings」から、田原教授がローカルホストとして掲載されたプロシーディングが閲覧できます

<用語解説>
・バイオメカニクス: 生体力学。機械工学の新しい研究・学問分野。
・筋骨格シミュレーション: コンピュータ上の仮想人体筋骨格モデルに対し、動作を入力し、その結果生じているであろう筋力や関節の力を計算して予測すること。
・有限要素法: 工学や物理学などの分野で、複雑な形状や材質の物体や構造物の解析を行うために用いられる数値解析手法の一つ。最近では生体に対しても盛んに適用されている。


シンポジウムの様子


プロシーディングの一部分(サイト引用)