2023.09.27
ファッション・デザイナー、社会活動家の幾田 桃子氏を招いた特別講演会開催 美しい未来のために「生きる」をデザインする 10/4(水)13:30-15:00 オンライン参加費無料
【本件のポイント】
- ファッション・デザイナー、社会活動家 幾田 桃子氏の活動の原点と軌跡を通じて、命の大切さを考える機会に
- 「一人ひとりが大切な存在である」ことを発信している幾田氏と入澤学長との対談を実施
【本件の概要】
龍谷大学ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)が学内関係機関と連携しファッション・デザイナー、社会活動家の幾田 桃子氏をお招きし、「美しい未来のために「生きる」をデザインする」と題した特別講演会を開催いたします。幾田氏は、まだSDGsという言葉がなかった2001年に、古着から子ども服を作るブランドをアメリカで立ち上げられました。ファッションやアートを通じて、命の大切さと性暴力をなくすための活動を展開し、「一人ひとりが大切な存在である」というメッセージを世界に発信されています。その活動の原点と軌跡についてお話しいただきます。
講演のあと、本学の入澤崇学長との対談を予定しています。対談では、異なる立場(幾田氏はファッションを通じて、入澤学長は仏教を通じて)から命の大切さを発信していることを確認し議論を深めることを狙いとしています。当日、学生にも参加を呼び掛けるため、教育と社会とのつながりの可能性を探ることを通じて、学生たちが、社会とのつながりを意識した上で大学での学びの意味を考えるきっかけにしたいと考えています。
【開催概要】
1.開催日時 2023年10月4日(水)13:30-15:00
2.プログラム
開会挨拶 水尾 文子(龍谷大学文学部教授)
講 演 幾田 桃子氏 「美しい未来のために「生きる」をデザインする」
対 談 幾田 桃子氏×入澤 崇(龍谷大学学長)
3.申込方法 https://forms.gle/iXfXyHNEApeiQTFn9 からお申込みください。
4.主 催 龍谷大学ジェンダーと宗教研究センター
龍谷大学グローバル・アフェアーズ研究センター
5.共 催 花園⼤学⼈権教育研究センター
6.備 考 本講演会は、龍谷大学深草キャンパス顕真館から配信いたします。
龍谷大学関係者のみこの会場で参加しています。
●幾田 桃子氏プロフィール
1976年埼玉県生まれ。南カリフォルニア大学国際関係学部卒業。大学在学中にファッション産業による環境汚染に着目し、 2001年「Le charme de fifi et fafa」(フィーフィー)を起業。以降、環境問題や性教育等の社会問題をファッションや芸術によって伝える活動を国内外問わず行う。現在、株式会社サヴァンCEO。
SDGsという言葉がなかった頃から、「持続可能な」ファッション業界のあり方を追求し、ファッション・デザイナー、社会活動家として国際的に活躍されている。幾田氏はデザイナーとして活動しながら、命の大切さと性被害をなくすという強い信念のもと、小中学校をまわって命の授業を行い、性教育絵本を出版するなど、多岐にわたって活動してこられ、2021年に、トヨタをはじめとして様々な企業と協同で性教育の大切さを伝える「りぼんプロジェクト」を始動した。2022年に、世界最古のファッション誌『ハーパーズ・バザー』で、「未来を創造する7人の才能」の一人に選ばれ、ファッションを通じて美しい社会の実現を目指す活動の幅をますます広げている。
●龍谷大学世界仏教文化研究センター(RCWBC)応用研究部門 ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)
ジェンダーの問題を宗教の視点から捉え、その成果を社会に、そして広い世代に発信することを目的として2020年度に発足。ジェンダーに関連する領域の研究を各方面の専門家と様々な角度から行うと共に課題を広く社会と共有し、その解決に向けて活動を展開中。
ウェブサイトは、https://grrc.ryukoku.ac.jp/ からご覧ください。
問い合わせ先:龍谷大学 ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)
Tel 075-343-3458 grrc@ad.ryukoku.ac.jp