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2023.10.06

高大連携協定校の京都府立桂高校の探究活動中間報告会に講評役として参加【高大連携推進室】

本学と高大連携協定を締結する京都府立桂高等学校(京都市西京区)で10月5日、同校の「総合的な探究の時間」における中間発表会が開催され、本学から教員や大学院生と高大連携フェローの6名が講評者として参加しました。

同校では、「創造的思考力」「論理的思考力」「協働的思考力」「表現力」「時間管理力」の5つの力の習得をめざす探究プログラムとして「桂リサーチプロジェクト」(略称:KRP)に取り組んでおり、授業では1年を通して、生徒が探究テーマの設定や仮説の設定、実験や実証を通じて結論を導きだします。

中間発表会はこれまでプレゼンテーション形式で行われてきましたが、今回はポスターセッション形式で実施され、会場となった5教室には49もの探究テーマが並べられました。参加した2年生の生徒約160名がそれぞれポスターの説明役と聞き役に分かれ、説明役はタブレット端末も駆使しながら研究内容の紹介を行い、聞き役はタブレットでメモを取るなどICTを活用した発表会となっていました。

参加した講評役6名の教員や大学院生も説明の輪に加わり、同校で用意されたルーブリックをもとに、「仮説はどのように立てたのか」「この研究の魅力とは」など高校生に熱心に質問をしていました。

講評者の代表として挨拶に立った高大連携推進室の山崎英恵室長(農学部教授)は「どれも面白い内容で発表する生徒さんを見て元気をもらった。強いて言うならば、自分たちの調べものだけでなく、先行研究も参考にして、今後の探究活動を進めてください」とアドバイスを送りました。

桂高校2年生の皆さん、中間発表会お疲れさまでした。2月の最終研究発表会を楽しみにしています。


生徒から説明を受ける山崎室長(写真中央)


先端理工学部からは藤原学教授が参加(写真左)


会場の様子


中間発表後に講評を行う山崎室長(写真中央)