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2023.10.10

広報スタッフLeD’sオープンキャンパスにて「模擬裁判」を実施(1)【法学部】

法学部企画・広報スタッフLeD‘s(レッズ)は、「龍谷大学法学部をもっと知ってもらおう!」をテーマに、法学部の魅力や情報を大学内外に発信している学生団体です。このLeD’sが、8月のオープンキャンパスで模擬裁判を行いました。1日2回、合計8回の模擬裁判は、来場者の反応やアンケート結果に応じて毎回工夫を凝らしました。台本作り、演技、司会、設営と様々に活躍した学生たちの感想を2回に分けてお届けします。

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今回の模擬裁判の運営は、1回生と2回生が担当しました。私も1回生の時に模擬裁判に参加しましたが、今年の1回生の活躍はめざましいものでした。準備段階では台本の読み込みや自然な動作に手こずっているように見えましたが、本番を迎えてみると見違えるほどレベルの高い演技と、何よりも「良いものを完成させてやる」という強い意志を感じました。
本番は一瞬でしたが、準備に長い時間をかけた分、素晴らしいものを作り上げることができたと感じています。法学部や裁判に対してあまり興味がなかったという方でも、とても楽しんでいただけました。法学部の難しさと面白さを同時に感じ取っていただけるような、素晴らしい模擬裁判になりました。
(総指揮、司会、検察官:2回生、松波亜海)

模擬裁判を通して、「逮捕や起訴された人が必ずしも犯人ではない」という法律を学ぶ上で大切なことを学びました。目撃証言の危うさ、事情聴取を行う上での環境の整備、合理的な疑いなど、被告人の有罪無罪の判決を下すことは大変困難なことであると気付きました。法律に携わる方々の思いに、より実践的な形で触れることができたことを嬉しく思います。足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
(司会:2回生、柴田美怜)

今回の模擬裁判で証人を演じた時には、証人の感情などが皆さんに伝わる事を意識して行いました。また、模擬裁判を通じて、より一層法学を学びたいと思うようになりました。来年の模擬裁判では、今回の経験を生かして頑張りたいと思います。
(証人:1回生、中川波音)

毎回決まった様に演じるのではなく、どのようにしたら投票がバラつくのか、どうしたら観客が楽しんでくれるのかと、毎回少しずつ変化を加えたり試行錯誤するのがとても楽しかったです。特に被告人と言い争う場面は、緊迫感のある演技にしようと頑張った所なので気に入っています。
(検察官:1回生、田中歩夢)

まずは、この模擬裁判を無事に遂行できたことが何より良かったと感じます。
役作りの工夫は、実際に裁判傍聴に行き、その中で主張の仕方や公判の進め方といったことを学ぶことに加えて、それを分かりやすく主張できるように自らと先輩方と相談しあったことではないかと考えます。
授業で「条文を読んだだけでは分からない、解釈が必要なことがたくさんある」と教わりましたが、模擬裁判を通じてこの点を実感することができました。より良い社会を創るためにどのようにすればよいか考える1つのヒントも見つかり、今後の法学の学びに活かせると感じています。
(弁護人:1回生、串山琉乙)