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2023.10.11

「筑波会議2023」で環境生態工学課程 藤森 崇 准教授が登壇

9月26~28日、つくば国際会議場において「筑波会議2023」が開催されました。
筑波会議は、世界から産官学の若手を中心とする人材が集い、「社会と科学技術」の諸課題について議論し、ネットワークを形成する若手版「ダボス会議」を目指す国際会議です。
コロナ禍を経て第3回目となる本会議において、高エネルギー加速器研究機構(KEK)が主催する「Basic Science for SDGs, Perspectives from Global South: SDG12; Responsible Production and Consumption. SDGsのための基礎科学、グローバルサウスからの視点:SDG12;責任ある生産と消費」と題したセッションにて、先端理工学部環境生態工学課程の藤森崇准教授が登壇しました。
本セッションでは龍谷大学の他、クワメ・エンクルマ科学技術大学(ガーナ)、KEK、国立環境研究所(NIES)の科学者が登壇しました。

講演は"Environmental Impact Assessment based on elemental behavior"と題し、環境分野における放射光科学による基礎研究を通じた環境影響評価について発表。
また、2022-23年は国連が定める「持続可能な発展のための国際基礎科学年(IYBSSD)」であり、かつ、セッションタイトルにあるように持続可能な開発目標(SDGs)のうち、目標12「つくる責任、使う責任(持続可能な消費と生産のパターンを確保する)」等に強く関連することから、基礎科学が持続可能な社会の発展に資する役割についての議論の場としてパネルディスカッションを行いました。
特に環境化学の観点から「南北対話の重要性」をテーマとして各分野の第一線で活躍する登壇者からメッセージが発信されました。
SDGs宣言を出し積極的に取り組みを進めている龍谷大学の構成員として、国際的に発信する貴重な機会となりました。

・セッションオーガナイザー
足立 伸一(KEK理事)

・セッション登壇者
Marian Asantewah Nkansah(クワメ・エンクルマ科学技術大学化学部准教授)
藤森 崇(先端理工学部環境生態工学課程准教授)
阿部 仁(KEK物質構造科学研究所准教授)
梶原 夏子(NIES資源循環領域主幹研究員)

・セッションファシリテータ
森口 祐一(NIES理事)

【関連サイト】
筑波会議2023
藤森准教授のセッション


講演する藤森准教授


パネルディスカッションの風景(右から、森口祐一NIES理事、藤森崇准教授、阿部仁KEK准教授、梶原夏子NIES主幹研究員; スクリーン右にMarian Asantewah Nkansahクワメ・エンクルマ科学技術大学准教授)