2018.01.03
歴史学科 文化遺産学専攻 國下 多美樹 先生の研究内容を紹介【文学部】
文学部は、特色ある11学科・専攻で構成されています。
今回は、高校生の皆さんに向けて、國下 多美樹先生(歴史学科 文化遺産学専攻)の研究内容をご紹介します。

教員氏名 國下 多美樹 教授
所属学科専攻 歴史学科 文化遺産学専攻
研究内容を教えてください。
専門は日本考古学で、古代都城の研究をしています。遺跡として地下に残された、古代の都の発掘成果や文献史との対比を通じて律令国家の真のすがたを解明しようと努力しています。特に、飛鳥~平安時代の都のなかで、長岡京・平安京という二つの都を中心にこの点を追求しています。また、日本の都のルーツとなった大陸の古代都市にも足を運び、相互の比較も行っています。
専門分野のおもしろさは何ですか。
遺跡を発掘すると、文献記録にない新発見に出会えることがあります。過去の成果とともに、この新事実にも目配りしながらものごとの共通性と規則性を導く地道な作業を進めます。実物に触れながら、歴史を再構築するのです。考古学のおもしろさは、発見の喜びと謎解きの楽しさです。
なぜその分野を専門として選ばれましたか。
高校生のとき、大陸に残る古代遺跡の本を読み感動したことが考古学分野を選んだ契機となりました。大学に入り、すぐ長岡京跡の発掘に参加。以降、遺跡の発掘が楽しくなり、日本古代の都城を本格的に学ぶことにしました。
【参考】
※文学部は、特色ある11学科・専攻で構成されています。
文学部 真宗学科 / 仏教学科 / 哲学科(哲学専攻・教育学専攻)
臨床心理学科 / 歴史学科(日本史学専攻・東洋史学専攻・
仏教史学専攻・文化遺産学専攻)
日本語日本文学科 / 英語英米文学科
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