2023.11.13
政策実践・探究演習(国内)人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクトがおおみやわいわいミーティングに参加【政策学部】
2023年10月29日(日)に「政策学部の政策実践・探究演習(国内)」人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクト(担当:只友景士教授)の学生12名(2回生~4回生、修士1回生)が京丹後市大宮町にて開催された「おおみやわいわいミーティング」にファシリテーターとして参加しました。
市民参加と協働のまちづくりを目指し、話し合いを通して人やまちを育てる取り組みを探究する本プロジェクトですが、今回は「おおみやわいわいミーティング」に参加させていただきました。「おおみやわいわいミーティング」は<京丹後市大宮町区長協議会が主催する>市民の話し合いの場です。今年度で第3回目となるこの話し合いに、本プロジェクトも昨年、一昨年に引き続き参加の機会をいただきました。
大宮町区長協議会の川口会長は以下の様にその趣旨を説明されています。
「おおみやわいわいミーティングとは、年齢・性別・肩書などに関係なく、町民の皆様が自由に話しあい発表する場として開催するものです。この話合いを通じて、区長会の取組みをよりよいものにすること、参加者同士のつながりや地域づくりに関わるきっかけを作ることを目的に令和元年から行っています。」
学生達は朝から会場設営を行いました。また話し合いに向けて各班で打ち合わせや下準備を行い、実際の話し合いでどのような意見が出るか、どのような流れで進めるかを想定して、それに対して事前にどのような事が出来るか、その場でどうするべきかを相談ました。各班が互いの様子を見ながら、お互いの工夫を採り入れ、改善し、班を越えてより良い話し合いを実現することを目指して取り組む様子が見られました。
本番では、各班が事前準備やこれまでの学習・経験を十分に発揮しながら話し合いを進めました。それぞれの班で出た特色のある意見を、各々の工夫を凝らしながら模造紙にまとめる様子も見られました。学生達の持つエネルギーと旺盛な好奇心が、会場全体の雰囲気を更に活発にしたのではないかと思います。
最後に参加者に意見を求める場面では、「意見を話し合いの中だけで終わらせないことが重要だと思った」というような感想もありました。学生達が話し合いを運営することで、こうした気持ちになっていただくことが出来たのであれば、本プロジェクトとして、地域への何よりの貢献といえるのではないかと思います。
今後学生達は最終報告会や守山わがまちミーティングを目指して、今回の経験から更に自らの能力を高め、話し合いについての理解を深めていきます。最終報告会では、このような機会を提供して頂いた京丹後市大宮町の方々も参加しますので、今回学んだことを十分伝える事が出来ればと思います。
最後になりましたが、こうした機会をくださった京丹後市大宮町の皆様、ありがとうございました。