2023.11.16
介護ツアー計画の立案に向けてのインタビュー【社会共生実習】
社会学部の「社会共生実習(いくつになっても出かけられる~高齢者を元気にする介護ツアー企画~)」(担当教員:現代福祉学科 髙松智画)では、高齢者を対象とした学生企画の介護ツアー実施を予定しています。
介護ツアーを計画するにあたって、高齢者の方の意見を参考にさせていただくべく、11/10(金)には3名の方にご協力いただきインタビューをおこないました。
ゲストの方々と受講生を2グループに分け、20分ずつ各ゲストへ外出や旅行に対して気を付けていることや、介護ツアーへの希望などの意見を伺いました。
車いすで「外出する際にどんなことに気を付けているか」「外出する際にどんなことに困るか」などの質問に対し、少しの段差でも一人で押すことはとても大変であること、ストッパーのおろし忘れに一番気をつけていることなどを教えてくださいました。
「どのような場所に行ってみたいか」や「もう一度行ってみたい場所」などの質問に対し、「車いすで、奈良の正倉院展や京都迎賓館に行ったことがある」、「琵琶湖のミシガンに乗ったことが楽しかった」、「昔は家族でよく山登りや釣りをしたので自然の景色が綺麗な所に行きたい」など、今までに訪問された場所での思い出を交えながら熱心にお答えくださいました。
インタビューの合間の休憩時間には、受講生が考えた簡単な体操やゲームを行い、インタビューだけでなく、高齢者の方々と交流を図ることができました。
穏やかにお話しくださるゲストの方々のお話に、受講生たちはしっかりと耳を傾け、時間が許す限り質問をしていました。
最後には全員で記念写真を撮り、終始和やかな雰囲気でインタビューを終えました。
社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。