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2023.11.17

開建高等学校と連携協定を締結、同校生徒に対し学長による記念講演を実施【高大連携推進室】

2023年11月15日、京都市立開建高等学校(京都市南区、以下「開建高校」)にて、龍谷大学と開建高校との連携協定締結式を開催しました。

開建高校は、全国に先駆けて文部科学省の「新時代に対応した高等学校改革推進事業(普通科改革推進事業)」に指定された第一号の学校です。「やってみたいをやってみる」をコンセプトに、個性を活かして社会を共創する生徒の育成を掲げており、京都をフィールドにした探究活動の実践をめざすカリキュラムが特色です。
本学は京都市教育委員会と連携し、同校の開設準備から協力を行い、同校の学校説明会時における深草キャンパスの提供や文理選択前の1年生を対象にしたガイダンスに教員を講師として派遣するなど、多面的に支援してきました。このような経緯を踏まえ、本学と同校が今後より一層連携を深めるため、本協定の締結に至りました。

連携協力の内容
①    開建高校の生徒に向けた探究型プログラムの企画・運営
②    授業(総合的な探究の時間・探究型科目)における学習支援
③    部活動における指導助言
④    開建高校の生徒に向けた地域交流イベントの企画・運営
⑤    その他双方の交流・発展に関して必要と認める事項

また、締結式終了後は、本学の入澤学長より、開建高校の生徒約240名に向けた講演会を実施。講演のなかでは、本学学生や卒業生のSDGsに関する取組を紹介し「対話をベースにした共創的な活動を出発点とし、自分がどう生きるかを考える。皆さんの学びが未来を創り、世界を変える。」と自ら学ぶ姿勢の重要性を訴えました。

本学では今後、瀬田キャンパスにある先端理工学部・農学部・社会学部がそれぞれ体験型の学習テーマを高校に提示し、希望する生徒の皆さんを本年12月に受け入れる計画を進めています。


入澤崇・本学学長のコメント
「開建高校が教育目標として掲げる『社会協創』というキーワードは、本学が今、最も重視する取組の一つでもあります。志を一つにする関係者が手を組み、ともに行動することで、社会的課題の解決に向けた協創が生まれます。
本学では、このような開建高校の教育方針に賛同し、学習面のみならず本学学生と生徒との交流など、持続可能性のある関係の構築ができることを期待しております。」

稲田新吾・京都市教育長のコメント
「今回、開建高校と締結を結ぶことにより、開建高校の生徒たちが龍谷大学の広い学問教育に興味関心を持つこと。さらには、近い将来像として大学生と接することにより、キャリア教育となることを期待しております。」

尾﨑嘉彦・開建高校校長のコメント
「龍谷大学様と京都市教育委員会の包括協定のもと、本校が連携協定を締結する運びとなりましたことを、校長として本当に嬉しく思っております。
開建高校は本年4月に開校した京都で最も新しい学校です。今回の連携協定に基づき、生徒一人ひとりが探究心や好奇心を育みながら、自らの良さを発見し、自己実現につなげる。そのような連携を持続可能なかたちで進めていきたいと考えております。」


開建高校生に講演する入澤崇・本学学長