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2023.11.24

政策実践・探究演習(国内)南丹プロジェクト 農家さんと共同作業で生まれたお米「日良し米」を使った期間限定メニュー Café Ryukoku &にて販売

11月24日(金)から、龍谷大学深草キャンパス成就館1F「Café Ryukoku &(アンド)」にて、政策学部「南丹プロジェクト」の学生が開発した「日良し米」を使ったメニュー「日良し米膳」が販売開始となります。

このメニューで使われる「日良し米」は極力農薬や化学肥料を使わず、土壌微生物を活性化させる菌類(AM菌)と有機資材で、山間部のきれいな空気、水で大切に育てたお米のことです。

さらに、収穫した籾を機械乾燥にかけず、山に囲まれた日照時間の短いこの地域に受け継がれてきた「高稲木」で1ヶ月間、太陽の光と自然の風を受けてゆっくりと乾燥させることでアミノ酸や糖分が増し、とても美味しいお米になりました。

今回販売する「日良し米膳」の特徴は、なによりもお米そのものの美味しさを堪能していただけます。そのためにおかずはできるだけシンプルに、お米の味を引き立てるものに厳選しました。それに「おかわり」(1回)もできます!


「日良し米」は2022年度の参加生が発案し、今年度はその成果を引き継いだ学生がその美味しさをもっと多くの人に知ってもらおうとPRに力を入れています。

学生が企画し、地元に住まう映画監督の田中大志さんのアドバイスを受けて完成したPR動画はこちら

地元では中学生の調理実習の材料として日良し米が使われ、そこからスピンアウトした「鹿肉チャーハン」を地元の農事組合加工部が期間限定で商品化して販売します。また、今年は深草キャンパスに近い稲荷橋で11月25日に開かれる龍谷大学「なないろマルシェ」でも日良し米を使った蒸しパンを販売します。


日良し米膳(イメージ)

■商品名 日良し米膳(6品)
     ・白米(日良し米) *おかわり1回可能
     ・豚汁
     ・温玉(出汁つき)
     ・漬物
     ・納豆
     ・小鉢

■価格 600円(税込)

■販売期間 11月24日(金)から(「日良し米」がなくなり次第販売終了)

■販売場所 Café Ryukoku &(龍谷大学深草キャンパス成就館1F)

■政策学部「南丹プロジェクト」の紹介
龍谷大学政策学部「南丹プロジェクト」は、『つながり』が生み出す持続可能な農業・農村づくりをテーマに、今年度は10名の学生が京都府南丹市日吉町世木地域をフィールドにして活動しています。世木地域は自然豊かな山間地域で、かつては林業で栄えましたが、今では少子高齢化による農業・農村の担い手不足に直面しています。


そんな世木地域を、人と人、人と自然をつなげる取り組みを通じて盛り上げようと、様々な活動を行っています。

「南丹プロジェクト」では、商品開発班とグリーンツーリズム班の二班に分かれて活動しています。

<商品開発班>
商品開発班は「地域共生と持続可能な繁栄」を目的に活動しています。私たちは世木地域の自然環境や文化を尊重し、地元住民の方々や中学生と協力し、地域にある資源を使った商品の開発を通して、地域活性化につなげる活動を行なっています。本年度は世木地域限定のキャラクターロゴマークを地域のニーズを元に、地域にお住まいのデザイナーさんの協力で作成しました。

<グリーンツーリズム班>
グリーンツーリズム班は地域の方とともに、「フェノロジーカレンダー」の作成に取り組んでいます。フェノロジーカレンダーとは、その地域の気象・植物・祭礼行事などの特色や魅力が1年365日でどのように移り変わっていくのかを表したものです。作成を通じて、住民の方にとっては当たり前のものでも私たち学生にとっては魅力に感じる、といった価値・魅力の再発見や、作成過程に多様なメンバーが関われる工夫をすることで、地域と学生、また住民同士の交流の促進、そして外部の方にも地域の魅力発信のコンテンツとなるといった、観光面での効果も期待できます。