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2023.12.04

公募推薦入試(2教科型)における出題ミスについて

【本件のポイント】
11月25日、26日に実施しました公募推薦入試(2教科型)(合格発表日12月8日)において、出題ミスが判明しました。
つきましては、その内容及び対応などにつきまして、下記のとおりお知らせいたします。
また、受験生ならびに関係者の皆様にはご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申しあげます。
本学では今後このようなことがないよう、再発防止に努める所存です。

 

                    記

【本件の概要】
1 出題ミスのあった科目 
理系型 『理科(化学)』 11月25日実施分
※ 対象学部:先端理工学部、農学部

2 出題ミス科目の受験者数
11月25日の理系型 『理科(化学)』 受験者数  合計108名 

3 出題ミスの内容
対象設問: 大問Ⅲ 問3 空所【14】
大問III 問3 空所【14】は、フェノール性ヒドロキシ基を有する化合物Bと無水酢酸を反応させることで化合物Dを合成する化学反応に関するものであり、この反応の種類について最も正しいものを選択させる問題でした。教科書には、「有機化合物にアセチル基を結合させる反応をアセチル化という」や「この反応はエステル化であるが、アセチル化ともよばれる」のような記載があることから、この正解は選択肢①(アセチル化)を想定していました。しかし、この反応は、「エステルを生じる」という観点から考えると選択肢②(エステル化)の一種であり、設問に「最も適切なものを」と記載があるとはいえ、選択肢②(エステル化)を排除することが困難であると判断しました。
上記の理由により、大問III 問3 空所【14】の正解としては、選択肢①(アセチル化)に加えて選択肢②(エステル化)も正解とする必要があるとの結論に至りました。

4 出題ミスの発覚の経緯
試験実施後の問題精査を委託している外部精査機関からの指摘により発覚しました。

5 当該設問の配点   100点満点中の2点

6 出題ミスへの対応
当該設問については選択肢①および②を正答として取り扱います。

7 受験生への周知
  本学Webサイトに本件に係る経緯及びその対応を掲出します。

<関連資料>「理科(化学)」(11月25日実施分)問題(当該部分)


本件に関するお問い合わせ:入試部 Tel  075-645-2187(担当:岡田・河合)


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<関連資料>「理科(化学)」(11月25日実施分)問題(当該部分)