2023.12.13
【ご案内】旧奈良監獄プロジェクトシンポジウムの開催について
矯正・保護総合センターでは、2022(令和4)年度から2カ年の計画で、小学館集英社プロダクションから旧奈良監獄における矯正史料等に関する調査等について事業委託の依頼を受け、当センターに「矯正・保護歴史研究プロジェクト」を立ち上げました。
本年度は受託事業の最終年にあたることから、これまで取り組んできた当該プロジェクトの成果を公開するため、標記のシンポジウムを2024年2月3日(土)の13:30から17:00に、本学深草キャンパス22号館104教室にて開催します。
本シンポジウムは、『旧奈良監獄に設置が予定されている監獄関係博物館における史料等の活用と地元自治体等との連携』をテーマに、基調講演とパネルディスカッションの2部構成で行われます。基調講演の講師に、櫻庭誠二氏(元月形町長、月形樺戸博物館名誉館長)をお招きし、監獄関係博物館の先べんでもある月形樺戸博物館の取組等についてお話していただきます。続いて「矯正史料の活用と期待 - 旧奈良監獄の保存及び活用に係る公共施設等運営事業を中心として」と題したパネルディスカッションでは、櫻庭誠二氏に加え、パネリストとして、福島至氏(龍谷大学名誉教授)、兒玉圭司氏(舞鶴工業高等専門学校教授)に登壇していただき、中島学氏(福山大学教授・龍谷大学法学部客員教授)が司会を務めます。歴史的文化遺産の保存と管理という視点から意見が交わされる本シンポジウムが、犯罪からの立ち直りや再犯防止といった近年の更生・保護の動向についても、市民及び社会全体で考えるきっかけになれば幸いです。是非ご参加のほどよろしくお願いいたします。
<シンポジウムの概要>
■名称
旧奈良監獄プロジェクトシンポジウム
博物館における史料等の活用と地元自治体等との連携
■開催日時
2024年2月3日(土)13:30~17:00
■場所
龍谷大学深草キャンパス22号館104教室(京都市伏見区深草塚本町67)
<交通アクセス>
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
京阪本線「龍谷大前深草」駅下車、西へ徒歩約3分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
最寄りのバス停:市バス 龍谷大学前
■開催形式
ハイブリッド@ZOOM
■プログラム内容
(第1部)基調講演
『監獄関係博物館の設置とその運営』
・講師:櫻庭誠二氏(元月形町長/月形樺戸博物館名誉館長)
(第2部)パネルディスカッション
『矯正史料の活用と期待
-旧奈良監獄の保存及び活用に係る公共施設等運営事業を中心として』
・司会
中島学氏(福山大学教授/龍谷大学法学部客員教授)
・パネリスト
櫻庭誠二氏(元月形町長/月形樺戸博物館名誉館長)
福島至氏(龍谷大学名誉教授)
兒玉圭司氏(舞鶴工業高等専門学校教授)
■申込方法
事前申込要
参加ご希望の方は以下の申込フォームからお申込みください。
https://forms.gle/j44KPMoNuRTMSTAT9
■主催
龍谷大学 矯正・保護総合センター(矯正・保護歴史研究プロジェクト)
■後援
小学館集英社プロダクション
■本件に関する問い合わせ先
龍谷大学矯正・保護総合センター事務部
e-mail:kyosei-hogo@ad.ryukoku.ac.jp