2023.12.14
分身ロボット「OriHime」も参加 「大学の社会的障壁」とこれからを学生が語る 「共生のキャンパスづくりシンポジウム」を12月20日開催
【本件のポイント】
- 障がいにより移動が困難な方の「もう一つの身体」として開発された分身ロボット「OriHime」の遠隔操作スタッフである卒業生から新たな社会参画の可能性について報告する
- コロナ禍で孤立を経験した学生や障がい学生支援室を利用している学生たちが、自分たちが学んでいる大学の現状を確認し、誰もが相互に人格と個性を尊重し合い共生するキャンパスづくりについて考える
【本件の概要】
龍谷大学では、毎年、学生・教職員共生のキャンパスづくり実行委員会が「共生のキャンパスづくりシンポジウム」を開催しています。これは「知ってますか?みんなでつくる共生のキャンパス」をテーマとして、全ての学生があらゆる機会に『参加』できる大学づくり、また互いを知り、理解し合うことを推進するために必要な施策づくりを検討し、発信する場として開催するものです。
今年度は、重度肢体障がい者・難病患者、海外在住者など外出・移動が困難な人が、分身ロボット「OriHime」を遠隔操作し接客するカフェ「分身ロボットカフェ」について、本学国際学部の卒業生で自身も肢体障がいがあり分身ロボットカフェにも関わっている増田優花さん(オンラインで参加予定)に、人々の新しい社会参加の形について報告をしてもらいます。分身ロボット「OriHime」は会場で参加予定です。また5名の学生実行委員が登壇し、それぞれが考える「大学における課題」を学生間のつながりや留学生支援、地域交流、キャンパス環境などの視点からを紹介し、アクセシビリティの観点も踏まえながら誰もが公平に参加できる大学環境づくりについて参加者と共に考えます。
1.開催日時:
2023年12月20日(水)15:05 ~17:00 (開場14:30)
2.開催場所:
龍谷大学深草キャンパス 成就館4階Main Theater
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html(⑭成就館)
※ZoomにてLive配信あり(視聴のみ可・申込者にURL送付)
3.シンポジウム内容
<卒業生インタビュー 15:05~>
テーマ「分身ロボット「OriHime」による新たな社会参画」
2018年度国際学部卒業生 増田 優花 ※増田さんはオンラインで参加します。
<学生報告 15:20~>
①「先輩に聞こう!を実施してみて」池田 凛(国際学部)
②「食から考えるダイバーシティ-龍谷大学の現状と課題」
アズラン・サキファ(国際学研究科博士後期課程)・神原 雄大(経済学部)
③「大学生にできることを考える~地域に目を向けて~」和田 昂太(法学部)
④「共生のキャンパスづくり委員会に参加してみて」田中 優衣(経営学部)・佐野 菜摘(経営学部)
⑤「私にとっての共生のキャンパスづくり」渡邉 仁(経営学部)
<意見交換 16:25~>
登壇者:報告学生5名
オブザーバー:龍谷大学学長 入澤 崇、障がい学生支援室長 阪口 春彦
コーディネート:障がい学生支援室 瀧本 美子
4.申込等:事前申込要(参加費無料)申込締切:12月18日(月)
申込URL https://x.gd/2o8gy からお申込みください。
問い合わせ先:龍谷大学 障がい学生支援室
Tel 075-645-5685 shienfk@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/support/