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2024.01.09

第6回「共生のキャンパスづくり」シンポジウムを実施【障がい学生支援室】

 「知っていますか?みんなでつくる共生のキャンパス」をテーマとして、12月20日に共生のキャンパスづくりシンポジウムを深草キャンパスの成就館メインシアターにて開催しました。当日は本学学生、教職員、学外者などオンラインによる参加者を含めて約80名の参加があり、盛況のうちに終了しました。
 シンポジウムでは、最初に卒業生インタービューとして、分身ロボット「OriHime」のパイロットとしてリモート勤務する本学国際学部の卒業生である増田優花さんから「OriHime」 による新たな社会参画支援や学生時代に取組んだ共生のキャンパスづくり活動などについてお話をいただきました。
 続いて、「共生のキャンパスづくりプロジェクト学生実行委員会」より今年度に取り組んできた活動内容と「自分自身にとって共生のキャンパスづくり活動」について報告を行いました。報告内容は、障がいのある学生や留学生など多様な学生の豊かな学びや学生生活を保障する大学環境づくりや、児童館や学童保育所との連携事業の実施など社会課題にフォーカスしているものでしたが、学生にとっての共生のキャンパスづくり活動とは、「自分の得意なことで人と繋がれる活動」「異文化や自分も知らなかった趣味や好きなことを発見できる活動」「他者の喜ぶ顔を見て自分自身が幸せを感じる活動」として「ゆるく、楽しくやっている活動である」という報告が印象的でした。また、「参加者の嬉しそうな顔を見る機会が増えたことで、周囲の人や環境へと自分の視野が広がった」という報告もあり、「共生のキャンパスづくりプロジェクト学生実行委員会」の活動が学生の深い学びの機会になっている様子も伺えました。
 また、シンポジウムの司会進行、受付や会場案内、撮影などの役割についても、学生達が協力して取り組みました。
 参加者アンケートでは、「学生さんひとりひとりが自らアイディアを出し、実際にプロジェクトにつなげ、たくさんの新しい発見やつながりをみつけていることが本当にステキだと思います」「コロナ禍で、人と人とのつながりができなくくなって、今もまだその後遺症のような状態なので、このような活動は良いと思います」「委員の学生さんたちが、それぞれのスタンスで、いろいろと考えながら活動されているさまに強い感銘を受けました」等、たくさんの感想が寄せられました。

【共生のキャンパスづくりシンポジウム開催内容】
<卒業生インタビュー>
 テーマ:分身ロボット「OriHime」による新たな社会参画
             2018年度 国際学部卒業生 増田 優花  
<学生報告>
 司会:足立 魁正(政策学部3年生)
 学生報告①「先輩に聞こう!を実施してみて」
       池田 凛(国際学部3年生)
 学生報告②「食から考えるダイバーシティ-龍谷大学の現状と課題ー」
       神原 雄大(経済学部4年生)
 学生報告③「大学生にできることを考える-地域に目を向けてー」
       和田 昂太(法学部3年生)
 学生報告④「共生のキャンパスづくり委員会に参加してみて」
       田中 優衣(経営学部3年生)
       佐野 菜摘(経営学部3年生)
 学生報告⑤「私にとっての共生のキャンパスづくり」
       渡邉 仁(経営学部3年生)
<意見交換>
 テーマ:みんなでつくる共生のキャンパス
 登壇者:第1部の報告学生
 オブザーバー:副学長 大門 弘幸
        障がい学生支援室長 阪口  春彦
 ファシリテーター:障がい学生支援室コーディネーター 瀧本美子

<展示コーナー>
 宗教部、ボランティア・NPO活動センター、障がい学生支援室
 (学生の活動紹介、人権やアクセシビリティに関するパネル等)
 場所:成就館 1階 En Square


分身ロボット「OriHime」登場


卒業生インタビュー:増田優花さん


司会:足立 魁正さん(政策学部3年生)


学生報告①:池田凛さん(国際学部3年生)


学生報告②:神原雄大さん(経済学部4年生)


学生報告③:和田昂太さん(法学部3年生)


学生報告④:田中優衣さん(経営学部3年生)、佐野菜摘さん(経営学部3年生)


学生報告⑤:渡邉仁さん(経営学部3年生)


意見交換


閉会挨拶(入澤学長)