2024.01.11
報道によって心が不安定だと感じる方へ
大きな災害や事件・事故が起こった際、報道は大きな役目を果たしますが、一方で繰り返される報道・SNSからの情報によってつらい、しんどいと感じる人もいるかもしれません。
そんな時は思い切ってメディアから離れましょう。
特に、過去に同様のつらい経験をした人、現在別のことでしんどさを抱えている人は、惨事報道によって不調になりやすいものです。
- 報道の刺激は必要最小限にしましょう
- 同じ内容の報道を繰り返し見ないようにしましょう
- 衝撃的な映像の視聴を避けましょう
- 「ながら見」は控えましょう
衝撃的な出来事が起こったときにショックを受けたり、気持ちが不安定になってしまったり、なかなか普段の自分に戻れないと感じたりすることがあっても、それはおかしなことではありません。私たちが心も身体も元気に生きていけるよう、心が防衛反応を取るためにそのようになることがあります。これは、非日常の中におこる正常な反応といえます。
もし、動揺が長引くようであれば、こころの相談室・なんでも相談室にご相談ください。
参考:トラウマティックストレス学会
【資料】「惨事報道の視聴とメンタルヘルス」の公開について | 日本トラウマティック・ストレス学会 (jstss.org)