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2024.01.16

コミュニティカフェ「ほっこり」を紹介するパンフレットをつくりました【社会共生実習】

 社会学部の「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~」(担当教員:現代福祉学科 准教授 川中大輔)では、一つのチームが多文化共生社会の実現を目的として、NPO法人東九条地域活性化センターが運営しているコミュニティカフェ「ほっこり」(京都市東九条)で活動しました。その中で受講生は地域住民の方々に多文化共生の理解と居場所づくりに関心を抱いてもらうとすることを課題として設定しました。

 受講生は「ほっこり」での1年間の活動を通して、常連のお客さんが多いことを感じ、もっと地域に住む外国人や高齢者の方々に「ほっこり」の存在を知ってもらいたいと考えるようになったのでした。加えて、多文化共生に興味のある人にも「ほっこり」の認知度を高めていきたいと思うようになりました。そこで、現在の「ほっこり」の全体像がつかみとれるパンフレットを作成することとなりました。

 まず、地域内外の方が多く集まる東九条マダンで、試作用パンフレットの配布を行い、地域の人々の声を聞くこととしました。そこで得た意見と「ほっこり」の方々からの意見を取り込み、完成させていきました。


「東九条マダン」で試作用パンフレットの配布を行い、地域の人々の声を聞きました

 イメージカラーにオレンジを使用することで温かみを出し、文字のフォントやサイズは高齢者が見やすいように工夫しました。そして、表紙を「ほっこり」の象徴的な暖簾をベースにデザインし、開く向きを縦型にした三つ折りとしました。


表紙のデザインは「ほっこり」の象徴的な暖簾です


自信作が完成しました

 このパンフレットを東九条地域全般、また「ほっこり」周辺の市営住宅やエルファや希望の家などに、受講生が実際に足を運んで、約2200枚のポスティングを行いました。


ポスティングも手分けして頑張りました

  地域の方々からは内容も豊富で読みやすいなど、高評価の声を頂きました。
 「このパンフレットをみて実際に足を運んでくれる人がいるかは今後の課題であると考えます。そのために私たちは『ほっこり』という居場所を知ってもらうために、今後はSNSの更なる活性化などの広報活動をしていく必要があると考えています」と受講生は語りました。こうした思いを受けて、来年度の活動にもつなげていきたいと思います。

<「ほっこり」のSNS等による情報発信>
Instagram  https://www.instagram.com/hokkori_higashikujo/?hl=ja
Facebook https://www.facebook.com/higashikujo/?locale=ja_JP
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC_b4QJRWPrMZ60c5AXxXMFQ

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。