2024.01.29
【社会福祉学科】ふれあい大学発表会(2023年12月6日)
知的障がいのある人達への学習支援・交流支援を通して、支え合い、分かち合って生きる「共生の実践力」を身につけることを目標として取り組まれるオープンカレッジふれあい大学課程(ふれあい大学)では、1年間の取り組みの集大成として、12月6日(水)に成就館で「地球」をテーマに音楽と演劇の発表会を行いました。今回の発表会は、コミュニケーション論(担当:桂千草先生)の受講学生が手話通訳をしてくれました。
まず、3講時の学習講座の取り組みについて受講している龍大生から紹介されました。音楽療法クラス(担当:市原幸子先生)では「とうやのだいぼうけん」が発表されました。吹奏楽隊の音楽とともに、ひとりぼっちの主人公が魔法使いと世界をとびまわって、たくさんの友だちをつくる、というストーリーでした。続いて、演劇療法クラス(担当:平山久美先生)では、「地球ものがたり―リセット―」が発表されました。『エージェントX(仮名)』らが上層部からの地球リセットの司令を受けて有害生物(人間)を進化させないようミッションを成功させている、というストーリーで、私たちがこれからの地球のことを考えていかなければ…、と投げかけるものでした。
練習を重ねてきた成果を存分に発揮できて、最後のフィナーレはみんな満面の笑顔でうれしい、楽しい発表会となりました。