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2024.02.06

赤池 一将教授の最終講義を開催【法学部】

法学部の赤池一将教授が2024年3月末日をもって、定年退職されることになりました。ご退職を記念して、1月19日(金)4講時に最終講義が開催されました。

赤池先生は、1980年3月に中央大学法学部を卒業された後、同大学大学院法学研究科の博士課程前期課程及び後期課程並びエクス・マルセイユ第三大学大学院法学研究科において犯罪学及び刑事政策を中心に刑事法学を修められました。2004年に龍谷大学法学部教授として着任されてから退職までの20年の間、優れた研究者を排出されるとともに、法学部長、法学研究科長などの要職を歴任され、本学法学部・法学研究科の教育・研究、組織運営に多大なご尽力をいただきました。

赤池先生のご専門は犯罪学及び刑事政策ですが、主な研究はミシェル・フーコーの議論を手掛かりに、刑罰とその行使のあり方、とりわけ刑務所という存在の意味・意義について問うもので、優れた研究成果を発表されておられます。また、その研究スタイルにおいて、内外の研究者との交流を重視され、多くの研究者と研究交流を深めてこられました。このことは、最終講義当日に、国内やフランスから多くの研究者が駆け付け、ご参加いただいたことに象徴的に現れています。

最後に、これまでの本学での教育・研究、組織運営へのご貢献に対して心から感謝申し上げるとともに、先生の益々のご健勝とご活躍を祈念いたします。