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2024.02.15

入澤 崇 教授の最終講義を実施【文学部】

 

 

文学部仏教学科の入澤崇教授が2024年3月末日をもって、ご定年退職することになりました。ご退職を記念しまして、2024年1月26日(金)13時30分から、大宮学舎本館2階講堂にて最終講義が開催されました。

開催にあたってYouTubeによるライブ配信もおこないました。最終講義には、ゼミ生を始めとして、本学の教職員や卒業生など多くの方々にご参加いただきました。

 

 

入澤先生は、1990年に本学文学部に着任されて以来、今日にいたるまで34年にわたり教鞭をとられ、多くの学生を育ててこられました。またその間に、文学部長、さらには学長といった要職に就かれ、本学の発展にご尽力くださいました。

なお、今年度ご定年を迎えられますが、学長として、来年度まで引き続きご活躍くださいます。

 

 

最終講義では「仏教の流伝」と題してご講義いただきました。その内容は、先生のフィールドワークの出発点ともいえる「仏教初伝南方ルート調査」に始まり、自ら隊長を務められた「龍谷大学アフガニスタン学術調査」、そして、各国探検隊の足跡を追いつつ失われた歴史の現代的復元を目指した「ベゼクリク石窟壁画高精細デジタル復元事業」についてなど、多岐にわたるものでした。仏教を媒介とした東西交流の様相を、ご自身の豊富な体験を盛り込みながらエネルギッシュにお話しくださいました。まさに、入澤先生の西域仏教文化研究に捧げた半生を振り返るようなご講義でした。

 

 

最後に花束贈呈と記念撮影をおこなって、最終講義は幕を閉じました。