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2024.02.20

龍谷大学 矯正・保護総合センター研究年報第13号」の刊行について

この度、当センターでは、「龍谷大学 矯正・保護総合センター研究年報 第13号」(発行所:株式会社現代人文社:定価3,200円+税)を刊行しました。
内容は以下のとおりです。
また、今号は、当センター設立当初から研究プロジェクトを立ち上げ、調査研究活動を続けている團藤重光研究の新たな展開について特集を組みました。
特に元最高裁判事の團藤重光氏がノートに記した「大阪国際空港公害訴訟」に係るメモはその審議の内幕を明かす貴重な資料として、2023年4月に放映されたNHK・ETV特集「誰のための司法か~團藤重光 最高裁・事件ノート」に取り上げられました。この特集は必見です。興味・関心のある方や購入ご希望の方は、お近くの書店でご注文またはお買い求めください。
<内容>
特集 「團藤重光研究の新たな展開」
・企画の趣旨 福島至(龍谷大学名誉教授)
・大阪空港公害訴訟に係る團藤重光「雑記帳」「主任事件メモ」をめぐる社会還元について
 福島至(龍谷大学名誉教授)・畠山亮(龍谷大学法学部教授)
・團藤重光文庫資料に見る大阪空港公害訴訟最高裁判決の形成過程
 佐藤岩夫(東京大学特任教授)
・團藤重光の人物像・法思想にみられる團藤家のルーツおよび少年期の岡山での生活の
 影響 佐藤元治(岡山理科大学准教授)

個別研究
・矯正施設における処遇構造の変容とその課題 
 戦後「日本型行刑」の形成 
 中島学(福山大学教授・龍谷大学客員教授) 
・中学生の余暇活動とGood Lives Model 
 我藤諭(龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)