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2024.02.27

「政策実践・探究演習(国内)」南丹プロジェクト 地域向け成果報告・交流会を実施【政策学部】

2024年2月25日(日)に、「政策実践・探究演習(国内)」南丹プロジェクトの学生7人(2回生、大学院修士1回生)、教員1名(大石尚子教授)が、京都府南丹市日吉町世木地域で1年間の活動を締めくくり、連携先の世木地域振興会の皆さんと成果を共有するため、成果報告・交流会を実施しました。



南丹プロジェクトでは「地域ブランド創出に向けた循環型環境農法の確立とネットワークづくり」を全体テーマとして設定し、地域課題解決へのアプローチのため「商品開発班」と「グリーンツーリズム班」に分かれて活動しました。
商品開発班は前年度の受講生が開発した環境保全型・天日干しの「日良し米」を引き継ぎ、より広く知ってもらうためのPR動画の制作、中学生と共同でジビエを使ったチャーハンの開発、地域のオリジナルキャラクターの作成と地域産農産物に貼るシールの作成、地域独自の環境保全型農法認証基準の策定などに取り組みました。
グリーンツーリズム班は都市農村交流のきっかけづくりのためのツールとしてフェノロジーカレンダー(生物季節暦)の作成に取り組みました。
この1年を経て、学生からは「地域の皆さんとも仲良くなり何でも話せるようになった」「世木地域が第2の故郷になった」「1年前とは比較できないほど大きく成長した」などの感想が紹介され、地域の皆さんからも学生の取り組みに対する高い評価と激励のメッセージが寄せられました。
報告の後は、テーマごとに来年度に向けた活動企画ミーティングを行いました。



来年度の計画として、商品開発班は「日良し米」や地域産農産物を使用した郷土食の改良・開発、地域産農産物の販売イベントの実施、グリーンツーリズム班はカレンダーの完成と、若者を中心に人気の電動キックボードを使ったツアーの試行などのプランが紹介されました。来年度も本プロジェクトに多くの学生が集まり、活動を継承・発展できることを期待しています。


「日良し米」PR動画
https://youtu.be/32YpA3iMYAs