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2024.03.05

政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト 第9回フィールドワークを実施【政策学部】

2024年2月26日~27日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2023年度第9フィールドワークに、学部生10名と石倉研准教授、櫻井あかね実践型教育プランナーが参加しました。


■2月26日
塔下新池班では、塔下地域の農産物を使用し、キャンプ場で調理・宿泊を行う「地産地消キャンプ」の企画準備を進めています。今回のフィールドワークでは、由良と五色のキャンプ場を訪問し、設備や環境などの確認を行いました。キャンプの実施は5月を予定しています。

次に塔下に移動し、鮎原塔下集落営農組合の麦畑で麦踏み体験をしました。前日の雨のため、畑がぬかるんでおり、足を取られる場面もありましたが、貴重な経験となりました。この麦は、6月に収穫予定でパスタへの加工を予定しています。

最後に、塔下公会堂で営農組合や企業の方々と塔下の未来図について考えるワークショップに参加しました。4つのグループに分かれ、域内と域外にある資源をどう組み合わせていくか、アイデア出しをしたうえで、将来の取り組みについて意見交換を行いました。島の食材を持ち寄ったフードフェスや菜の花フォトスポット、先山千光寺元旦歩こう会など、様々な意見が出されました。


麦踏み体験の様子


地域の人たちとのワークショップ


■2月27日
翌日は洲本市安乎町の竹林で、あわじ里山プロジェクトの辻さんに教わりながらバンブークーヘン、炊飯、皿を作りました。塔下新池班が企画している「地産地消キャンプ」は、地元の食材やものを使う内容で、バンブークーヘンもその一つです。

辻さんとは事前にZoomで打ち合わせ、いただいたレシピをもとに準備してきました。竹筒で炊飯を炊き、食器は竹を割ったもの、竹にバームクーヘン生地を巻きつけて焼くなど、この日は竹づくし。スプーンも作れないかと挑戦してみましたが、カーブをつくるのに苦労しました。

食事が終わったあとは、炊飯に使った竹や皿をすべて燃やして灰として活用します。ごみの量が少ない点も魅力的でした。最後は短時間になってしまいましたが、竹林整備を手伝いました。


ご飯を炊いた竹筒


バンブークーヘンを竹皿に並べて