2024.04.25
『真宗学』149号、150号が刊行【文学部・文学研究科】
龍谷大学真宗学会は2024年3月14日に、『真宗学』149号、150号を刊行いたしました。
両号ともに、多様な観点から意欲的な論稿が掲載されています。各号の掲載論文は以下のとおりです。
149号
武田晋「『教行信証』の構造理解―標列を中心として―」
蟹谷誓「親鸞・日蓮における真仏弟子理解―『涅槃経』受容を中心として―」
打本弘祐・山本佳世子・山田慎也・平山惠美子「医療施設における臨床宗教師による「死者のケア」―沼口病院メディカルシェアハウス アミターバの「お別れ会」を中心に―」
David Matsumoto“Whither, Shinshūgaku? A reflection on possible futures of Shin Buddhist Studies”
松本デビッド(訳 嵩宣也)「真宗学のゆくえ―その未来の可能性を展望する―」
150号
内田准心「『安楽集』における『十往生経』引用の意義―「霊山現土」と阿弥陀仏五十菩薩像を手がかりとして―」
田中了輔「存覚における法華念仏同体説の依用について」
尾寺遊賢「加点本『往生論註』における親鸞の意図―晩年の教義傾向を踏まえて―」
左藤仁宏・村瀬友洋・永崎研宣・下田正弘「国際標準ガイドライン(TEI/XML)による真宗文献のデジタル化とその応用―『親鸞聖人門侶交名牒』を例として―」
『真宗学』は、学会会員以外の方も購入することが可能です。
購入方法の詳細は以下のホームページに記載しております。
https://shinshu-gakkai.omiya.ryukoku.ac.jp/shinshugaku.html
関心がおありの方は、ぜひご覧ください。