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2024.05.01

朝鮮半島などと日本の歴史的つながりを学ぶ【社会共生実習】

 社会学部の「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~)」(担当教員:現代福祉学科  准教授 川中大輔)では、4月21日(日)に「渡来人歴史館」(大津市)を訪問しました。



 同館では古代から現代にかけて、それぞれの時代に朝鮮半島や中国と日本がどのようなつながりを持ち、どのような影響が生み出されてきたのかが展示されています。
 
 この日、解説いただいた大澤重人さん(渡来人歴史館専門員)からは「その昔、渡来人が日本にやってきた時、渡来人は自分たちの文化を押しつけず、在来人も渡来人を排除しなかった。渡来人から多くのことを学びつつ、重層的につきあって共存していた。この関係性から現在を見つめ直すことが大事ではないか」との投げかけが学生になされました。


大澤重人さん(渡来人歴史館専門員)

 本プロジェクトでは、これから京都の在日コリアンの方々との交わりを持って、共に活動していくこととなります。歴史的な視点から今起こっている事象/問題を捉える力を磨いたり、チームビルディングを進めたりしながら、現場に臨む準備を整えていきます。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。