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2024.05.09

【法学部企画広報学生スタッフLeD’s】武井 寛先生インタビュー

1.武井先生ってどんな人?

Q1.どのような経緯で金沢大学に進学しましたか?
今は移転していますが、当時はお城の中に金沢大学のキャンパスがありました。高校生のとき、金沢を訪れる機会があって、お城の門を通って通いたいな、と思ったからですね。

Q2.大学生のころは、主にどのようなことをしていましたか?
私は当時、学生寮に住んでいました。そこでは自治寮だったので、みんなで会議を開いて物事を決めたりしていました。寮長になったり、毎年寮祭がありました。大学生活イコール寮生活でした。

Q3.先生は学生のころはどのような学生でしたか?
よっぱらいでした。酔った結果、お店のトイレを壊したりもしましたね。サークル活動は勉強系のサークルに入っていました。バイトはたくさんしましたね。建設現場やラーメン屋、家庭教師などですね。

Q4.先生が専攻している労働法の面白さを教えてください。
なかなか一言で言い表すことはできませんが、労働法は抽象的な世界の話ではなく、とても生活に密着した領域です。毎日どこかで労災や残業など労働事件が起こっています。そういうものを法的にどのように捉えるか、といったところでしょうか。

Q5.先生の労働法を専攻するきっかけはどのようなものですか。
金沢大学法学部のゼミは先着順でした。当時、労働法のゼミは人気がなくて、ここなら遅く応募して入ることが可能だったんです。

Q6.大学教授になろうと思ったきっかけはなんですか?
恥ずかしながら大学4年生の時に何も考えていなくて、今の人は大体3回生の初めくらいから就職活動をしますが、全くそういうことはしていなくて、4回生の夏休みにどうしようか、卒業して何をやろうかなと考えても、具体的な目標もはっきりしていなかったのです。ただ、やっと4年生になってから勉強が面白くなってきたので、もう少し勉強をしようかなということで大学院を受験したところ、運よく合格したからです。


2.武井ゼミってどんなゼミ?

Q1.武井ゼミの強みや特徴を教えてください。
普通のゼミだと思います。今年、卒業研究を行う人がいなかったということが、特徴といえば特徴ですかね。皆さんあまり勉強してこないですね。授業の形式は判例百選を読んで発表してもらったり、判決を書くということをやってもらっています。グループに分けて、僕が与えた事案について、原告の主張や被告の主張、事実関係を伝えてグループで話し合って判決をかいてもらう。その書いた判決を発表してもらい、質問をしあうということをやってもらっています。

Q2.ゼミではどのようなイベントがありますか?
特にこれといったことはしていません。希望があればやると言っているんですが、希望がないので。

Q3.ゼミにはどのような学生が来てほしいですか。
誰でも来る者は拒まず、です。まぁ一般論でいえば、やる気のある人ですかね。勉強する気のある人がいいですよね。僕もゼミだけは勉強していたので。

Q4.学生と接するときに気を付けていることや意識していることはありますか?
まぁ最近はパワハラにならないようにですかね(笑)。

Q5.龍谷大学の好きなところはありますか?
好きなところといわれると返答にこまりますね。好きだから来られるというわけでもないですし。まぁ教員についてはやることをやっていれば、ほかに何をしていようが自由なところでしょうか。


3.学生に向けて

Q1.学生に向けてメッセージをお願いします。

年を取ると分かるんですけど、若いうちに勉強をしておいた方が良いですよ。20代前半から20代後半はスポンジに水がしみこむように頭に入ってきますからね。特に語学は勉強しておいた方が良いと思います。


【取材・記事】
柴田 美怜(法学部3回生)
高橋 尚人(法学部2回生)
中川 波音(法学部2回生)