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2024.07.11

全プロジェクトが参加した活動共有会を実施しました【社会共生実習】

 7/5(金)に、「社会共生実習」前期活動共有会が開催されました。「活動共有会」とは、「社会共生実習」の全プロジェクトの受講生が一堂に会して、プロジェクトを横断して課題や悩みを共有し、横のつながりを広げ学びにつなげる取り組みです。
 受講生たちは、5~6名のグループに分かれ、所属プロジェクトや学年、学科が異なるメンバーで取り組みました。



 初めに、土田美世子教授から、開会の挨拶として、「活動共有会」の意義について3つ述べられました。
1自分の考えや気持ちをアウトプットする
2他のプロジェクトと比べることで自分たちのプロジェクトの活動のアドバンテージや改善点を見つける
3学びを共有することで、ジャンプアップし、社会共生の理念に向けた活動に向かうことができる 


 司会の坂本清彦准教授からは、「お互いの活動の状況を知り、同じ社会共生実習を履修している一体感を持つ」という「活動共有会」の目的が示されました。また、「今日の目標として、いろいろな話を楽しんでください。そして、同じグループのメンバーの名前を覚えて帰ってください。できれば、どんな活動をおこなっているかも覚えてください。」と伝えられました。


 受講生たちは、まず、名前と学科、自身の所属プロジェクト、そのプロジェクトの履修理由を共有し、自己紹介をおこないました。



 その後、アイスブレイクとしてボールを使ったゲームをおこなうと、空気が和み、お互いの距離が縮まり、少し受講生の緊張はほぐれたようでした。



 続いて、「所属するプロジェクトがどんな活動を主におこない、どこで、いつ、どんな方々と活動しているか」「今までの活動のなかで、印象に残っていることや楽しかった経験」「良い学びになったと思うこと」について共有しました。
 受講生たちはそれぞれ自主的に話し始め、ところどころで笑いが起きたり自然と拍手が沸き起こったりと、終始にぎやかな雰囲気で進んでいきました。



 最後には、他のグループでどんなことが共有されたか、他の円卓を見学する時間が設けられました。みんな興味津々で他のグループの円卓を見て回りました。



 
 閉会の挨拶では、久保和之教授より「今日会った他のプロジェクトの人とも今後キャンパスで会ったら近況報告などして、同じ実習をとっている仲間みんなで学んでいってほしいと思います。」との言葉が掛けられました。


 終了後、参加した受講生対象に実施したアンケートでは、以下のような感想がありました。
●それぞれの実習でやっているとこは違うけど最終的な課題は同じなのかなと思いました。
●プロジェクト毎にテーマは違ってもPRなどすることは似ている部分があるので共有し、協力出来ることがあるのではないかと思った。
●みんな同じ悩み(日程調整の難しさ)を持っていた。違うプロジェクトでも、同じことを思っているのだなと考えた。
●それぞれのプロジェクトで活動内容は異なっていたが、人との関わりによる学びが多く得られることは共通し大切なことなのだと考えました。
●みんな、違っているようで根本は同じ問題を抱えているのかなと思った。チームで活動する難しさやなにか抱えている人との接し方など、コミュニケーションの大切さを学んだ。
●みんな楽しくプロジェクトに参加していて、私もしんどい事が多いですが楽しんでみようと考えました。

 受講生たちそれぞれが新たな発見や新鮮な体験、自身の成長などといったさまざまな学びを得て、新しい仲間を見つけてくれる良い機会となりました。
 通年開講のプロジェクトは後期に向けて、前期開講のプロジェクトはまとめに向けて、今回の経験で得た学びを発揮してくれることと思います。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。