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2024.07.09

【こども教育学科】 2年生の授業でたなばた会を実施しました

色紙や千代紙のちょうちんや貝飾り、繊細に切り抜かれた天の川等々、学生たちの作った色とりどりの飾りやたんざくに彩られて、大きな2本の笹が揺れています。7月3日(水)3講目の『教育実習』の授業の一環として、こども教育学科では恒例のたなばた会が行われました。本授業は、幼稚園教諭になるための実習の事前指導にあたります。
幼稚園や保育園では、季節ごとの行事や祝祭を子どもの健やかな育ちに欠くことのできない活動と位置づけ、とても大切にしています。そこで、こども教育学科では毎年たなばた会を実施し、学生と教職員が一緒になってそれを楽しみ、その教育的意味や配慮について学ぶ機会としています。
教員による「たなばたまつり」の歌や合奏、真っ暗闇のなかで織り姫と彦星の物語が幻想的に演じられるブラックパネルシアター、一転してにぎやかに笹飾りの製作や飾り付けに興じる学生たち……、21号館603教室がたなばたの世界に包まれました。飾り付けられた2本の笹は、授業終了後、21号館3階にあるこども教育多目的室(通称、絵本とおもちゃの部屋)に置かれ、しばらくの間、余韻を楽しみます。
たなばた会は学生にとって提供された学びの機会の一つですが、やがて学生自らが幼な子のために企画し、実践する立場になった時に、みんなで楽しんだ本日の会が学生を支える一助となることを願っています。


七夕の室内飾り(こども教育多目的室)


たなばた会プログラム


笹に短冊と、七夕飾りをかざりつけ


ブラックパネルシアターによる行事由来の説明


手作りの金平糖入れ


願いごとが叶いますように!