2024.07.09
龍谷大学学生気候会議実行委員の学生が入澤学長に提言書を提出【サステナビリティ推進室】
本学は、設立400年を迎える2039年にカーボンニュートラルをめざし、日本の大学で唯一《学生気候会議》を開催しています。
2023年12月にも本学の研究機関である「地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)」と、第1回の参加者有志が立ち上げた学生団体「OC’s(オックス)」が中心となり、第3回の龍谷大学学生気候会議を開催しました。多様な学生が集い、地域や大学の脱炭素化に向け、「食」「学び」「消費とゴミ」「移動」などをキーワードに皆で議論し、成果を提言にまとめました。
7月9日(火)には学長室にてこの提言を実行委員の学生から入澤学長に直接提出しました。
提言の内容を一部紹介いたします。
【大学の脱炭素化へ向けた取り組み】
・電気の自動消灯システムの導入
・自然風を活用したエアコンの使用、窓の断熱
・大学バスのEV化
・学食にて京都の食材を使った料理の提案
・教務課に脱炭素を学ぶカリキュラム導入を提言
【伏見工業高校跡地のライフ・デザイン】
・いくつかの戸建て住宅を無くして共有スペースを作る
・蓄電量を増やして、戸建て住宅が昼と夜に必要電気を売買せずに済むようにする
・緑を増やす
・開発公園に遊具を設けて、周りの地域の子どもたちとの交流を増やす
日々地域で生活し、地域と共に学ぶ学生目線からのこれらの提言は、これから地域全体の脱炭素化の旗振り役となるべき本学の今後のコミットメントを考えるうえで、重要な示唆を提供してくれました。