2024.07.17
【ご案内(8/9)】国際セミナー「SBS/AHT事件における誤診と冤罪 内因性疾患との鑑別に関するアメリカ法医学者からの提言」
このたび、矯正・保護総合センター、SBS検証プロジェクト、一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパン、甲南大学国際交流助成金などが共催し、次のとおり国際セミナーを開催することになりました。
ご興味・ご関心のある方は是非ご参加ください。
<国際セミナーの概要>
日本では、SBS/AHT仮説をめぐる国際的な議論状況が十分に紹介されていません。近時は、内因性の疾患が疑われる三徴候事案が、SBS/AHTと誤診され、冤罪や誤った親子分離につながった事案が多発しています。そこで、SBS/AHT事件で訴追側・弁護側双方から数多くの鑑定を手がけ、法廷証言もしてこられたエヴァン・マッシズ医師(法医学者)を米国から講師にお招きしました。アメリカの議論状況をご講演いただくことで、日本での議論状況を活性化し、冤罪や誤った親子分離の防止につなげていきたいと考えています。
■開催日時
2024年8月9日(金)18時~20時
■開催方法
対面およびZOOMによるウェブ併用
■講師
エヴァン・マッシズ(Dr.EVAN MATSHES)
カリフォルニア州NAAG Forensicの主任法医学病理医、
カリフォルニア科学医学大学准教授。
行政解剖および臨床を担当している。
臨床は小児法医学と病理学を主とする。
査読論文を30本以上、著書を5冊出版し、世界各地で講演を行う。
質の高い法医学病理学サービスが刑事司法制度と公衆衛生制度に貢献すると
考えている。
■登壇者
エヴァン・マッシズ(NAAG Forensic、主任法医学病理医)
小保内俊雅(多摩北部医療センター)
笹倉香奈(甲南大学法学部教授/龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)
■司会
古川原明子(龍谷大学法学部教授/龍谷大学矯正・保護総合センター兼任研究員)
■対面会場
ビジョンセンター東京八重洲905号室
〒103-0027
東京都中央区日本橋2丁目3-4 日本橋プラザビル9F
■参加費
無料(要申込み/通訳あり)
■お申込み先
https://forms.gle/bWw4DvaAjSeVuLj69
■問い合わせ先
info@shakenbaby-review.com(事務局)
■共催
SBS検証プロジェクト、一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパン、
甲南大学国際交流助成金、龍谷大学矯正・保護総合センター、
科研費(基盤研究C)児童虐待事件における医学鑑定に関する横断的研究
(代表:徳永光)