2024.07.19
お昼休みに、人文学の世界に触れてみませんか ~第22回文学部コモンズカフェを開催~(文学部真宗学科 内田 准心 先生)【文学部】
2018年より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。
そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、研究に関連する内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催致しております。今年度は、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。
第22回文学部コモンズカフェは、文学部 真宗学科 内田 准心 准教授より、
「善導の法会プロデュース―共に浄土へ―」 をテーマに、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。
普段の講義とは少し違った気楽な楽しい学びの場となっております。お気軽にご参加ください。
※対面での参加は、学内者限定とさせていただきます。対面の場合、食事を取っていただくことはできませんが、飲み物は可とし、コーヒーを提供させていただきます。
日 時:2024年7月26日(金)12:35~13:05
講 師:文学部 真宗学科 内田 准心 准教授
テーマ:善導の法会プロデュース―共に浄土へ―
対 象:どなたでもご参加いただけます。(対面での参加は学内者のみ)
場 所:大宮キャンパス 東黌2階スチューデントコモンズ(学内者限定)
または Zoomでのオンライン参加
内 容:
唐の僧侶である善導は、日本の法然・親鸞に尊敬された人物としてよく知られています。善導は、「凡夫のための仏道」として浄土教の思想を整備、展開させ、唐の長安で大衆の絶大な支持を集め、浄土教ブームを巻き起こしました。それだけの支持を受けた理由として、仏教史上、類をみない法会をプロデュースしたことが挙げられます。
そして、善導教団が、法会のなか僧俗一体でうたいあげた讃偈には「同」という語が連発されることが注目されています。たとえば、「同行」(ともに浄土往生の行を実践する)、「同生」(ともに浄土に往生する)などです。これは、それまでの浄土教にはなかった表現でした。善導はこの「同」を法会のなかで縦横無尽に用いることで、経典の登場人物、浄土の聖聚、長安の仲間たちが連帯する空間をつくりあげました。
そこにどんな秘密があったのか考えてみましょう。
参加方法:
対面参加者は、直接会場にお越しください。
オンライン参加者は、以下URLより、7月25日(木)17時までにお申し込みください。
https://forms.office.com/r/LLu1kuKZKf ※申込者に、参加URLをお知らせいたします。
※本コモンズカフェは、公開ではなく、記録・保存を目的に、