2024.08.09
京都京阪バス・お茶の京都DMO連携事業「バス利用促進プロジェクト」 龍谷大学先端理工学部生がフィールドワークにより、「宇治やんたんライナー」の停留所周辺スポットの魅力をまとめ、観光者向けホームページやチャットボットを制作 現場を体験するとともにITスキルを活用して地域の課題解決に貢献
【本件のポイント】
- 龍谷大学先端理工学部知能情報メディア課程の学生がプロジェクトリサーチ※1で京都京阪バス、お茶の京都DMOと連携し“宇治やんたんライナー”の利用促進をテーマに活動を開始。
- 学生が作成したホームページで地域観光情報等の発信を行うことで、バス利用の促進を図る。
- 観光資源の情報発信だけでなく、歴史ある宇治市や宇治田原町の「茶文化」の継承にも貢献。
【本件の概要】
京都京阪バス株式会社とお茶の京都DMOが運行主体となり、宇治市と宇治田原町の観光拠点をつなぐバス事業「宇治やんたんライナー」・「やんたんライナーコネクト」※2を、8 月 24 日(土)~11 月 10 日(日)の土休日、計 28 日間運行されます。
今年度は宇治田原町の地域活性化などに取り組む龍谷大学先端理工学部の学生が、公共交通の利用促進とやんたんライナーの利便性やその魅力を発信する取り組みとして、宇治田原町でフィールドワークを行いバス停周辺の施設の魅力をまとめるとともに、それらを紹介する二次元コードや専用のホームページ(https://www.yantan-liner.jp/)、チャットボットなどを制作しました。
▪学生が制作した観光者向けホームページ
このことについて、8月9日(金)、宇治総合庁舎駐車場にて実際に運行に使用するバスの車内で、本企画に関する記者発表会を行いました。発表会には、本企画に取り組んだ学生から宇治田原町には魅力的なスポット・店舗が多く存在する一方で情報発信が十分とは言えない現状からホームページ等の制作至ったという経緯や、ホームページの詳細について説明されました。そのほか、「宇治田原町への観光客・バス利用者の増加により宇治の「茶文化」の継承にも貢献したい」と話されました。
また、京都京阪バス㈱業務課の職員より、宇治市と宇治田原町を結ぶ観光路線「宇治やんたんライナー」と、「やんたんライナーコネクト」の運行について説明が行われました。
※1 プロジェクトリサーチ
先端理工学部では、3年次第2クォーターと夏期休業を合わせた約3ヶ月間(3年次の6月中旬~9月上旬)を、主体的に活動できる期間「R-Gap」として設定しています。この期間に学生たちは主体性や課題解決能力を養うことを目的に、自発的な発想で調査・研究活動に取り組んでいます。(詳細)https://www.rikou.ryukoku.ac.jp/rgap/projectresearch.html
※2「宇治やんたんライナー」・「やんたんライナーコネクト」
お茶の京都エリア内に点在する観光資源の周遊性を高め、誘客につなげるための2次交通対策として、お茶の京都DMO、宇治市、宇治田原町と京都京阪バスが連携し、観光シーズンに運行させることにより、「お茶の京都」エリアの周遊観光を促進し、エリア内での滞在時間の増加による観光消費額の拡大を目指すもの。
問い合わせ先:龍谷大学先端理工学部教務課
Tel 077-543-7730 rikou@ad.ryukoku.ac.jp https://www.rikou.ryukoku.ac.jp/