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2024.09.07

矯正・保護総合センター通信第17号を発行

 このたび、矯正・保護総合センターでは、センター通信第17号を2024年9月6日に発行しました。センター通信は、センターが行っている教育・研究・社会貢献活動やその成果を広く社会に発信するために毎年度発行しているものです。
 今回発行の第17号では、昨年12月、元福岡県警察少年育成指導官でスクールカウンセラー/スクールソーシャルワーカーの堀井智帆さんを講師に迎え、「子どもの声に耳を傾ける~少年非行の現場から~」と題し、ご講演いただきました第13回矯正・保護ネットワーク講演会の講演録を掲載しています。この講演の中で、堀井さんは、親や周囲の大人のプラスの関わりがいかに大切か、そして立ち直り支援の最後の難関が本当の意味での「就労支援」であるということを実際の経験をもとに話され、参加者の心に響いていました。その内容は必見です。
 また、現在、矯正・保護総合センターで展開している研究プロジェクトの取組を紹介する「研究活動紹介」では、「團藤プロジェクト」を取り上げています。同プロジェクトは、昨年4月、NHKとの共同研究の成果の一端として、同局ETV特集「誰のための司法か~團藤重光 最高裁・事件ノート~」が放送され学内外で大きな反響を得ました。これを含めた、現在の研究活動状況などを紹介しています。
 その他、今年12月14日(土)、不登校を考える親の会「ほっとケーキ」代表で、西鉄バスジャック事件の被害者としてや子育て・人権について全国各地で講演活動をしている山口由美子(やまぐち・ゆみこ)さんをお招きし開催します第14回矯正・保護ネットワーク講演会の開催案内も掲載しています。興味・関心のある方は是非センター通信第17号をご覧ください。



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センター通信第17号(デジタル)