2024.09.02
学生レポート・上海散策-海外中国語研修講座2024【R-Globe】
海外中国語講座とは、夏休みを利用して上海市内にある本学の学生交換協定校である上海師範大学での3週間の短期留学プログラムです。
以下に、参加学生のレポートをご紹介します。
〈上海市内の散策について〉
你好!私たちは、8月12日の夜に上海市内を見学してきました!その日の午前中は、この中国語研修講座の開講式と授業があり、お昼からはそれぞれが自由に活動していました。そして夕方から、バスで上海市内の黄浦区に行って、豫園や外灘というところを訪れました。豫園商城という場所やその周辺には、お土産屋さんや飲食店が立ち並んでいました。小籠包や羊肉、タンフルと呼ばれるフルーツ飴など様々な食べ物があり、好きなものや食べてみたいものを皆注文していました。
最初に訪れた豫園商城は、重厚感のあるつくりで朱色の建物でしたが、お店やライトアップも相まって現代っぽさも感じることができました!次に行った外灘エリアですが、黄浦江を挟んだ向かい側に、上海タワーや東方明珠電視塔、上海ワールドフィナンシャルセンターなどの高い建物が林立していました。外灘側から見ましたが夜になるとライトアップがなされ、とても綺麗でした!皆そこで写真を沢山撮り、楽しみました。
今回訪れたところはとても人が多く、大変賑わっていました!散策したのは夜でしたが、たくさん歩き、様々なところを見てまわり、汗が滴り落ちるぐらいの暑さでした!
〈朱家角見学について〉
朝からバスに乗り、ガイドの陸さんと共に上海市青浦区にある「朱家角」に行きました。中国には3000以上の古鎮があります。その中で朱家角は上海4大歴史文化名鎮の1つで、水郷の街として有名です。また1200年前から続く歴史があり、運河沿いに古い瓦屋根の建物が連なり、路地にはたくさんのお店がある場所です。まず私たちは陸さんの案内のもと「課植園」を見学しました。この場所は110年前、1912年から15年にかけて米商人の馬という人物によって造られた個人庭園です。次に木で造られた遊覧船に乗り、古鎮の風景を楽しみました。その後各々自由に約3時間、朱家角を散策しました。
朱家角は細い路地がいくつも入り組んでおり、同じ班の生徒と出会わないほどでした。歴史は長いですが、カフェや雑貨屋など多くあり古き中に現代のものが混ざっていました。そして犬や猫を飼っているお店が多かったです。建物は白の壁と黒い瓦でできており、その点において日本の蔵と似ているように感じました。上海市内のキラキラした建物と比べると同じ市にとは思えないほど非常に風情がありました。
今回の朱家角において有名な水牛の櫛を買うことができて満足しました。(本物かどうかはわかりませんが…)また最も印象に残ったのは遊覧船です。川から見る橋や建物は地上とはまた違った良さを感じることができ、非常に良かったです。


〈蘇州の日帰り旅行について〉
蘇州は上海の左側に隣接している都市で、水郷風景や運河・伝統的な庭園が有名な街です。世界遺産も数多くあり、中国でも有数の観光地です。蘇州で大きく分けて3ヶ所を観光しました。
まず虎丘に行きました。虎丘は「蘇州に遊びて虎丘に遊ばずは遺憾なり」という言葉があるほど重要な場所です。ここには大きな塔「雲岩寺塔」があり、地盤沈下により少し傾いていることから”東洋のピザの斜塔”とも呼ばれています。
次に山塘街に行きました。ここは旧市街地の中心に位置しており、遊覧船や赤い提灯、蘇州の伝統的な家々があり、ノスタルジックな雰囲気が楽しめます。ここには中国茶屋や団扇など数々のお店があり、お土産を買えます。
3つめに网师园に行きました。ここは庭園で非常に有名です。中には300年以上前に建てられた門楼もありますが保存状態がとても良く、緻密な彫刻や建築を楽しめます。写真スポットとしても人気で、漢服を借りて写真撮影をしている人もいました。
今回の日帰り旅行を終えて、蘇州はは大都市上海に隣接している場所ですが、落ち着いた風情豊かな雰囲気が非常に印象的でした。昔の建物や伝統的な飾り・工芸品等が沢山あり、時間を忘れてゆっくり楽しむことができる場所です。
また観光中は日本語が流暢なガイドさんに案内して頂き、蘇州各地の世界遺産についてや蘇州の歴史・文化などについて詳しく知ることができました。
そして山塘街の近くの中国料理店でお昼ご飯を食べましたが、蘇州料理は甘辛くあっさりとした味付けで、非常に美味しかったです。中国ならではの大皿料理と円卓で、とても良い経験ができました。
蘇州は上海から1番近い郊外で、高鉄(新幹線のようなもの)を利用すれば比較的早く行けるので、上海に行った際は是非おすすめしたい場所です。
〈上海ディズニーに行きました〉
3週間の留学生活の最終日、上海ディズニーに行きました。留学中、自由時間には南京路や田子坊などに遊び出かけましたが、上海ディズニーは留学に来る前に一番行きたいと思っていてとても楽しみな場所でした。マイクロバスは大学から40分から50分ほどで上海ディズニーにつきました。まず入ると整備された綺麗な庭がありました。ディズニーは7つエリアのエリアに分かれており、上海ディズニー限定のお土産がたくさんありました。昼ご飯はパーク外にあるディズニータウンで小籠包を食べました。ディズニーのおすすめのアトラクションはズートピアのホット・パスートです。映像と乗り物がダイナミックでした。
3週間上海留学をして、上海の文化や生活を学びました。食事はほとんど寮のそとで食べましたが、安いのでお金はあまりかかりませんでした。気づいたことは上海の人はフレンドリーで気さくな方が多かったです。授業は先生が中国語と日本語で説明してくれるので、最後までついていくことができました。ディズニーはスティッチやエルサたちが中国語で話していたので新鮮でした。

