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2024.09.09

「政策実践・探究演習」(海外)韓国PBL 現地レポート⑤【政策学部】

政策学部では2023年度と2024年度の2ヵ年、アジアプログラムとして「若者政策の日韓比較」をテーマに韓国PBL(担当:安 周永教授)を実施しています。2024年度は13名(3~4回生、大学院生)が受講中です。事前学習で日本の現状を学び、9月1日~8日、ソウルでフィールドワークを行いました。滞在中のレポートをお伝えします。


2024年9月6日(金)

<午前>
中央大学のキャンパスで、今回のソウル・フィールドワークの成果をまとめて発表しました。中央大学、龍谷大学政策学部、明治学院大学社会福祉学科の学生がそれぞれ、日本語と韓国語で発表。龍谷大学は政策学研究科の大学院生PARK Inhwanさんが通訳を担当しました。中央大学は韓国の若者の引きこもりについて、明治学院大学は生きづらさをテーマに日本の状況を分析した内容でした。

<午後>
中央大学の学食で昼食をとったあと、キャンパス内を見学しました。


フィールドワークをもとに日韓の若者政策について発表


発表と通訳を学生が行なう


交流の時間


クイズに挑戦


以下、受講生の報告です。

<午前>
今日の経験を通じて、異なる国の学生達が「若者問題」という共通のテーマに対して、多角的な視点やアプローチで取り組むことの重要性について学ぶことができました。

中央大学の発表からは、韓国の若者の引きこもり問題の深刻さと、その背景にある社会的要因について理解を深めることができました。また、明治学院大学の発表を通じて、生きづらさを感じる若者達の状況がいかに多様で複雑であるかを学びました。

若者問題は国あるいは地域によって多岐に渡っており、日本でも自分たちが見えないところで若者問題を抱えている若者は沢山いると思います。そのため、異なる文化や社会背景を持つ学生達と意見を交わすことで、今までとは違う視点で社会を捉え、多岐にわたる若者問題に取り組んでいく必要があると感じました。今回のソウル・フィールドワークの経験は、多様な視点から学び、視野が広がる貴重な経験でした。
(政策学部 3回生 山田照英)


記念撮影