2024.09.19
【Academic Doors】「全5段階・最速20年」。研究者人生をかけて生命科学の課題に応用数学、数値解析学の見地から挑む。【村川秀樹 先端理工学部教授】
~対話で開く、研究の世界~
龍谷大学の研究者との対話を通じて研究内容を紹介する「Academic Doors~対話で開く、研究の世界~」に村川秀樹・先端理工学部教授の記事を掲載しました。
自然現象や社会現象におけるさまざまな問題や現象の理解のために、応用数学の立場から研究を行う村川秀樹教授。特に生命科学に興味を持ち、ここ10年ほど幹細胞や神経細胞、がん細胞、上皮細胞などの振る舞いに関する研究で国内外から注目を集めてきました。
現在は細胞が起こす現象について研究プロジェクト進行中。たとえば脳の神経細胞は細胞が何百万と集まり組織を形成し、機能を果たします。そのような細胞の集団の挙動を数理的に表現し、解析しようとしています。
「プロジェクトは5段階あり、全体として早くても20数年ほどかかるだろうと見ていて、私の研究者人生をかけて取り組もうと考えています。」と語る村川教授に、研究内容をご紹介いただきながら、応用数学、数値解析学のおもしろさをお話いただきました。
▼記事はこちらから▼
https://academic-doors-ryukoku.jp/interview/29
~Academic Doorsとは!?~
10学部、1短期大学部を擁する総合大学として、幅広い分野の研究者が集う龍谷大学。新たな視点や考え方、未知なる分野の知識など、ここで活躍する研究者との対話には、知る喜びがあふれています。
龍谷大学では、研究成果の創出を通じて、世界が直面する課題を克服し、持続可能な社会の構築に寄与すること目的として「Academic Doors~対話で開く、研究の世界」を開設しています。
このサイトでは、龍谷大学に所属する研究者との対話を通じて、多様な研究の魅力をわかりやすく紹介していきます。ぜひ、魅力あふれる研究のドアをノックして、知的好奇心をくすぐるアカデミックな世界に触れていただき、研究の魅力を堪能してください。