2024.10.08
高大連携が実現する防災への取り組み 能登半島地震被災地でボランティア活動を実施
【本件のポイント】
- 高等学校2校・龍谷大学の3者による能登半島地震被災地でのボランティア活動を行い、住民同士のつながりを広げるきっかけ作りを行う
- ボランティア活動の企画や内容は龍谷大学政策学部生と高校生で考え、当日の運営、実施までを担う
- 高校生がボランティア活動を通じ被災地の現状を知り、防災意識の向上、防災活動の重要性を考える大学の専門教育を体験する数少ない活動
【本件の概要】
10月12日(土)に龍谷大学政策学部石原ゼミ、京都市立開建高等学校、京都市立西京高等学校による能登半島地震被災地でのボランティア活動を行います。
2023年度に本学と連携協定を締結している開建高等学校では、防災ボランティアリーダー(※)の活動を石原ゼミがサポートしており、かねてから交流を行っていました。また、西京高等学校も特別活動の一環で防災に関する活動を行っており、開建高等学校のボランティア活動に参加したいとの希望がありました。石原ゼミでは震災の翌月から田鶴浜地区を訪問し、田鶴浜地区の避難所や仮設住宅の支援など現地で必要とされるボランティア活動をこれまで何度も行ってきたことから、今回3者での活動が実現しました。
本活動では、石川県七尾市田鶴浜地区の仮設住宅を訪れ、高校生と大学生が企画したイベントやサロン活動を実施します。人々の暮らしに安らぎを与え、住民同士のつながりを広げるきっかけ作りを行います。
高大連携の一環として高校生、大学生が共同し、実際に災害地でボランティア活動を行い、被災地の現状を理解し、防災への意識を高めることを目指します。高校生が大学の専門教育を体験し、能力を伸ばす機会であり、数少ない貴重な取り組みです。
※京都市立開建高等学校では防災活動を行っているチームを防災ボランティアリーダーと呼んでいます。
1.日時 2024年10月12日(土)11:00~13:30
2.場所 石川県七尾市舟尾町第1団地・
七尾市垣吉町第1団地 (田鶴浜多目的グラウンド)
3.参加人数 京都市立開建高等学校:生徒19名、教員6名
京都市立西京高等学校:生徒5名、教員2名
政策学部石原ゼミ:学生4名、教員1名
4.活動内容 11:00~12:30
・仮設住宅居住者と高校生、大学生との交流サロン
・高校生が企画した防災クイズを実施
12:30~13:30
・石川県七尾市田鶴浜地区の町あるきを行う
問い合わせ先:龍谷大学 政策学部准教授 石原(ryoga@policy.ryukoku.ac.jp)