2024.08.26
学生レポート・本場で中国語を学ぶ-Shanghai Summer School 2024【R-Globe】
2024年8月7日~8月24日の間、龍谷大学の協定校である上海師範大学の「Shanghai Summer School 2023」に本学より2名が参加しました。
以下、学生レポートを紹介します。
〈プログラムの内容〉
今回参加した2024 Asia Summer Schoolでは、28日間のプログラムが提供されていました。私自身はテスト期間以降の派遣となり少し遅れて18日間の参加になりました。プログラムにはインドネシアやベトナム、韓国、日本等から計31名が参加していました。主に英語で授業をする初級クラスと主に中国語で授業をする中級クラスに分けられ、午前中には1時間×2コマの授業を受けました。授業は現地の言語学の大学院生と教授が担当していて、授業後や午後に先生たちに質問をして議論をしながら理解を深める時間は、私にとってこのプログラムで最も楽しい時間でした。さらに、WhatsappやWeChatで帰国後も連絡を取れる環境を作ってもらえました。プログラムの午後や土曜日はレクチャーや観光が割り当てられていました。いくつもの博物館を見学し、东方明珠という有名なタワーや夜の街のクルーズなど観光という意味でも上海の様々な場所を訪れることができました。先生たちとご飯に行ったり、プログラムの他のメンバーと交流したり、普段は経験できない様々なことに触れられてとても楽しかったです。最後のテストのために、参加していない前半の授業内容を自分で勉強する必要があったのは大変でしたが、自分のための勉強はとても楽しくて、もっと中国語を勉強したいと思えました。


〈中国のお金事情〉
中国では現金だけでなくクレジットカードの出番もほとんどありませんでした。お店での支払いはWeChatPay(微信wēixìn)とAlipay(支宝付zhībăofù)によるQRコードによる支払いです。しかし、WeChatPayはクレジットカードの種類によるものか登録できない人もいるようです。また、WeChatPay(微信wēixìn)とAlipay(支宝付zhībăofù)のどちらか一方しか受け入れていない店もあるため注意が必要です。具体的には上海駅前のファストフード店「快餐世界」・「上翔饅頭店」・中山陵からのバス等ではWeChatPayしか使用できませんでした。支払い時だけでなく、注文もすべて机に貼られたQRコードからになります。地下鉄に乗るにもAlipayが必要になりました。QRコードで簡単に乗ることができるのは外国人にとってはとても便利だと思いました。(写真:上翔饅頭店の卓上QRコード)

〈食事について〉
昼食はアジア各国の人達と大学内の学食に行ったり、円形の中華テーブルに多くの中華料理が乗ったレストランに行ったりしました。また、夕食は火鍋や串焼き、日本料理居酒屋によく行きました。火鍋や串焼きの飲食店は多くの店舗があるため、色々と開拓することをお勧めします。


〈このプログラムに参加した感想〉
今回初めて留学を経験しました。この留学で最も得られたものは外国の友人を作れたこと、英語のスピーキング力向上だと自負しています。外国の友人を作るとその人達とは英語でしか会話ができないため、自然と英語を話す力と聞く力が向上します。また、異文化の友人であるため、自分が知らない価値観を知ることができ、とても良い機会になります。
また、本場で中国語を学ぶことができたのも良かったです。中国語はピンインが少し違うだけで言葉が全く通じません。それだけ発音が大切だと分かりました。中国語は難しいため、少しずつ学習して身につけていこうと思いました。
外国に3週間も滞在したのは今回の留学が初めてでした。外国で暮らす楽しさが分かったため、より海外に行くことが好きになりました。何度も海外に行って様々なことを経験したいと思える素敵な留学でした。