2024.10.25
学生レポ:留学生寮の防災訓練で緊急事態に備えよう【R-Globe】
10月23日(水)にミトラ館、りゅうこく国際ハウス、龍谷会館の順番で約50名の留学生が防災訓練を行いました。その様子を留学生寮レジデント・サポーター学生がレポートします。毎年2回行っている防災訓練は実際に寮で火災が発生したという想定で、避難方法や消防署への通報方法などを確認し、私たちレジデント・サポーターも留学生も、緊張感をもって訓練を行っています。
今回ミトラ館では、実際に消防署の方が来て、事前打ち合わせから詳細の指導があり、避難訓練、通報訓練、消火訓練を行いました。消火器の使い方について学び、消火器を使って火に見立てたものを消火する練習をしました。多くの留学生が消火器を使った経験がなく、消火器に興味津々でした。消防隊員から、消火する時のポイントは、「炎を消火するのではなく、燃えているものを消火する」、「炎の高さが自分の身長ぐらいであったら消火器で消火できるが、天井まで炎が広がっていたら、すぐに逃げる」、「消火器を使うと15秒ほど噴射し続ける」などを教えていただきました。すべての訓練が終わった後、消防隊員から講評をいただきました。講評の中では、「火事が起こったら、必ず階段を利用すること」、「両手には何も持たない状態で逃げること」といった重要なアドバイスがありました。また、留学生とレジデント・サポーターで消火器がどこにあるのかを実際に確認して、緊急時に備えられるようにしました。消防隊員から留学生に救急車、消防車、警察を呼ぶときの番号を知っているかどうか質問があり、皆で再度確認をしました。また、留学生が消防署の方に質問し、緊急時の時の対応の仕方について学びました。
日々の生活において、火災などの緊急事態が起こらないように気を付けたいですが、万が一緊急事態が起こった時にはしっかりと対応できるようにしたいと考えています。また、防災訓練が終わった後も、定期的に防災について留学生と確認したいと思っています。