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2024.11.19

お昼休みに、人文学の世界に触れてみませんか ~第25回文学部コモンズカフェを開催~(歴史学科東洋史学専攻 村岡 倫 教授)【文学部】

2018年より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。

そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、研究に関連する内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催致しております。今年度は、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。

 


 

第25回文学部コモンズカフェでは、文学部 歴史学科東洋史学専攻  村岡 倫  教授より、モンゴル帝国の虚像と実像をテーマに、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。

普段の講義とは少し違った気楽な楽しい学びの場となっております。お気軽にご参加ください。

 

※対面での参加は、学内者限定とさせていただきます。対面の場合、食事を取っていただくことはできませんが、飲み物は可とし、コーヒーを提供させていただきます。

 

 

 

日 時:2024年12月5日(木)12:35~13:05 

講 師:文学部 歴史学科東洋史学専攻  村岡 倫  教授 

テーマ:「モンゴル帝国の虚像と実像」

対 象:どなたでもご参加いただけます。(対面での参加は学内者のみ)

場 所:大宮キャンパス 東黌2階スチューデントコモンズ(学内者限定) 

    または Zoomでのオンライン参加

 

内 容:

 モンゴル帝国と言えば、多くの人が、圧倒的な軍事力で抵抗する人々を無理やり押さえつけて拡大したという、暴虐なイメージをもっているのはないだろうか。

これは、モンゴルの攻撃や支配を受けた東西各地の定住文明圏の人々が記した史料をもとにした研究によるものである。しかし、それらの記述は、モンゴルの攻撃に苦しみ、あるいは支配された時の憎悪のため、極度に偏り、必要以上に彼らをおとしめたものであった。それを無批判に受けれた歴史認識は正しいと言えない。

 私はこれまで、史料の再検討、現地調査などを通じて、なぜあのような広域国家の成立・維持が可能だったのか、その要因と経緯を多面的に追求し、モンゴル帝国のユーラシア各地にもたらした歴史的意義を考えてきた。

 今回はそのような私の研究成果の一端をお話しできればと考えている。

 

 

参加方法:

以下URLより、12月4日(水)17時までにお申し込みください。

 

https://forms.office.com/r/bWipcRKrW1 ※申込者に、開催案内(オンライン希望者は参加URL)をお知らせいたします。

 

※本コモンズカフェは、公開ではなく、記録・保存を目的に、録画させていただく予定です。ご理解とご了承を賜りたくお願い申し上げます。