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2024.11.20

東九条マダンでの活動に参加【社会共生実習】

 社会学部の「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~)」(担当教員:川中大輔 准教授)では、11月3日(日)に行われた「第32回東九条マダン」の活動に参加しました。



 マダンとは広場を意味するコリア語です。東九条マダンは「東九条で、韓国・朝鮮人と日本人がひとつのマダンに集い一つになって、みんなのまつりを実現したい」との思いから,地域に存在する多様な文化を楽しく生き生き表現/創造できる場となっています。
 実習生は,受入先となっているコミュニティーパートナーが出展するブースでこどもたちと遊んだり,一緒に物販に取り組んだりしながら,東九条マダンで繰り広げられたさまざまな表現を体感することになりました。


 翌週には,東九条マダンについて社会学的に考察された論文を読み,自らの経験と先行研究とを照らし合わせながら,ふりかえりの時間がもたれました。実習生からは「カテゴリーとして他者をみるのではなく,『その人』として向き合って楽しむというのが魅力的だと思った」との声も聞かれました。

 現在,実習生はコミュニティ・パートナーごとにチームをつくり,この間の実習経験を踏まえて見い出した課題に対応する企画立案に取り組んでいます。地域の方々との協力関係を耕しながら,納得度の高い実践につなげていきたいと思います。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。