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2024.11.21

龍大生が企画・運営する展覧会 十二月展「幻 ―架空の生き物に込めた人々の想い―」を龍谷ミュージアムで開催

開催期間:2024年12月4日(水)~ 12月7日(土)10:00~17:00

 

【本件のポイント】

  • 龍谷大学文学部の学生が博物館実習において企画・運営の一切を担い、学芸員の実務を実践する展覧会「十二月展」を龍谷ミュージアムで開催
  • 45回目を迎える今年の展覧会では「幻 ―架空の生き物に込めた人々の想い―」をテーマにさまざまな架空の生き物とその伝説について、当時の人々がどのように考えていたのかを架空の生き物が成立する場と結び付けて解き明かす
     

2024年11月21日 記者向け説明会

【本件の概要】
 龍谷大学文学部の博物館実習の受講生が、12月4日(水)から12月7日(土)までの4日間、「幻 ―架空の生き物に込めた人々の想い―」をテーマに、展覧会「十二月展」を龍谷ミュージアムにて開催します。
 本展は、学芸員資格取得のための授業である博物館実習の一環として行うもので、今年で45回目を迎えます。学生を中心として、これまでに学んだ知識や技術を活かして、開催テーマの決定から、史資料の調査・収集、借用・返却まで、また、実際の展示作業やキャプション作成、図録の編集・発行、会期中の接客対応まで、企画運営の一切を担い、学芸員の実務を実践します。

 今回はさまざまな架空の生き物とその伝説について、当時の人々がどのように考えていたのかを架空の生き物が成立する場と結び付けて解き明かしていきます。展示を構成するにあたり、「海」・「空」・「山」・「都」の4つの場を取り上げて展開していきます。

学生代表からのコメント
 架空の生き物にまつわる伝説は古くから存在し、それらは地域文化の中で形作られ、現在でも各地で伝えられています。本展ではさまざまな伝説がどのように生み出され、変遷をたどってきたのかを、架空の生き物が登場する場と結び付けて解き明かしていきます。本展が、皆様を架空の生き物が織りなす幻想の空間へいざなうものとなり、「幻の世界」を余すことなく体感していただく機会となれば幸いです。
 (龍谷大学  文学部歴史学科文化遺産学専攻  4年生  平田 凌大(ひらた りょうた)さん)

【開催概要】
 1.日 時  2024年12月4日(水)~12月7日(土)10:00~17:00
        ※入場は閉館の 30分前まで ※最終日のみ10:00~16:30
 2.会 場  龍谷ミュージアム   〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)

 

【主な展示品】


「北斎漫画 三編」
(龍谷大学大宮図書館)


「双鳳銜綬瑞鳥紋八花鏡」
(古代鏡展示館<兵庫県立博物館加西分館>)


「三光飛出」
(嵯峨大念佛狂言保存会)


「北野天神絵巻断簡 模本」
(嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学附属博物館)


問い合わせ先:龍谷大学 文学部教務課 山本・野村
Tel 075-343-3317  let@ad.ryukoku.ac.jp