2024.11.25
特別公開講演会「歴史の忘却に抗して- ガザのジェノサイドと私たち」(1/15)
講演:岡 真理 早稲田大学教授 シンポジウム:岡 真理 × 入澤 崇 × 久松英二
2023年10月7日の、ハマース主導のガザのパレスチナ人戦闘員による越境攻撃に対して、イスラエルによる未曽有のジェノサイド攻撃が始まりました。攻撃開始からわずか2週間で、ガザのパレスチナ人の死者は4,000人を超えました。うち半分近くが子どもです。
私たちが生きるこの同じ地上で今、ジェノサイドが進行しているにもかかわらず、主流メディアは連日ガザについて報じながら、その内容は事態の重大さに見合ったものでもなければ、問題の核心を伝えるものでもありませんでした。ガザの住民の7割を占める「難民」がなぜ、どのように難民となったのか。16年以上にわたる封鎖のもとでガザの住民たちがどのような生を -そして死を- 強いられてきたのか。そもそもイスラエルとはいかなる国なのか。(「ガザとは何か」岡 真理 大和書房刊 はじめに より抜粋)
龍谷大学は2023年10月、学長名により「ハマス―イスラエルの紛争に対する声明 Statement on the Hamas-Israel Conflict」を発出しました。しかし、多くの市民を巻き込んだ攻撃は留まることがなく、ガザ地区では、これまでに4万人以上が死亡したと報道されています。
ガザで今、何が起きているのか。この二十一世紀において私たちは未曽有のジェノサイドをなぜ許してしまったのか。この現実を変えるために、私たち一人ひとりが声を上げるために。
このたび早稲田大学の岡 真理 教授をお招きし講演会を開催します。また、講演に引き続いて、入澤 崇学長と、国際学部の久松英二教授を交えてシンポジウムを開催します。一人でも多くの方にご参加いただきますようご案内いたします。
参加無料。できる限り事前の申し込みをお願いします(会場が満席となった場合、事前申込の無い方の入場をお断りすることがあります。オンラインでの視聴は申し込み不要です)。
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いのちと平和を考える特別講演会&シンポジウム
「歴史の忘却に抗して- ガザのジェノサイドと私たち」
【日時 】
2025年1月15日(水) 17:00~19:00
【開場】16:30
【講演】17:00~18:00
「歴史の忘却に抗して- ガザのジェノサイドと私たち」
岡 真理 早稲田大学教授
【シンポジウム】 18:10~19:00
岡 真理 早稲田大学教授
入澤 崇 龍谷大学学長
久松英二 龍谷大学国際学部教授(進行役)
【対象】
龍谷大学の学生、教職員、その他どなたでもご参加いただけます。
【場所】
龍谷大学 深草キャンパス 成就館メインシアター
【配信】
Youtubeで配信を予定しています。
https://youtube.com/live/rUTKKMQKDEs
【お申込】
できる限り事前の申し込みをお願いします。
会場が満席となった場合は、事前申込の無い方の入場をお断りすることがあります。
オンラインでの視聴はお申込み不要です。
https://forms.gle/JJ9M79FJXKgRw4dUA
【講師略歴】
東京外国語大学大学院修士課程修了、在モロッコ日本国大使館専門調査員、京都大学人間・環境学研究科教授を経て、現在、早稲田大学文学学術院教授。専門は現代アラブ文学とパレスチナ問題。
著書に『アラブ、祈りとしての文学』『ガザに地下鉄が走る日』(以上、みすず書房)、『ガザとは何か』(大和書房)ほか。訳書に、サラ・ロイ『なぜ、ガザなのか』(青土社)ほか。
【主催】
龍谷大学 宗教部/龍谷エクステンションセンター(REC)
【お問合せ】
龍谷大学 宗教部 syukyobu@ad.ryukoku.ac.jp