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2024.11.26

研究者が文学部の学びの魅力を地域へ発信 第25回文学部コモンズカフェを開催(参加費無料)テーマ:「モンゴル帝国の虚像と実像」

開催日時:12月5日(木) 12:35~13:05
実施方法:Zoomによるオンライン実施  ※一部の学内者は対面で参加できます

 

【本件のポイント】

  • 龍谷大学内外の研究者が研究内容をわかりやすく解説し、学生や教員との相互交流や、地域への文学部の学びの魅力の発信するカフェイベント「文学部コモンズカフェ」を開催
  • 第25回では、龍谷大学 文学部 歴史学科 東洋史学専攻の村岡 倫 教授が、「モンゴル帝国の虚像と実像」をテーマに、これまで暴虐なイメージで語られることの多かったモンゴル帝国について、現地調査を行った研究結果を踏まえ、従来と異なる視点から、モンゴル帝国がもたらした歴史的意義を検討します。

 

【本件の概要】
 文学部コモンズカフェとは、2018年に大宮キャンパス東黌にラーニングコモンズが設置されたことを契機として、学生や教員との相互交流や、地域への文学部の学びの魅力の発信を目的に実施しています。
今回開催する第25回文学部コモンズカフェでは、モンゴル帝国史を専門に研究している村岡 倫 教授が、「モンゴル帝国の虚像と実像」をテーマにお話しします。
 モンゴル帝国と言えば、多くの人が圧倒的な軍事力で抵抗する人々を無理やり押さえつけて拡大したという、暴虐なイメージをもっているのではないでしょうか。これは、モンゴルの攻撃や支配を受けた東西各地の定住文明圏の人々が記した史料をもとにした研究によるものです。しかし、それらの記述は、モンゴルの攻撃に苦しみ、あるいは支配された時の憎悪のため、極度に偏り、必要以上に彼らをおとしめたものでありました。それを無批判に受け入れた歴史認識は正しいと言えません。
 これまで、史料の再検討、現地調査などを通じて、なぜあのような広域国家の成立・維持が可能だったのか、その要因と経緯を多面的に追求し、モンゴル帝国のユーラシア各地にもたらした歴史的意義を考えてきました。今回はそのような研究成果の一端をお話する機会とします。

 

1.講演者:文学部 歴史学科 東洋史学専攻 村岡 倫 教授 【専門分野】モンゴル帝国史
       https://www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/muraoka.html
2.テーマ:「モンゴル帝国の虚像と実像」
3.申込等:以下、URLの申し込みフォームから12月4日(水)17:00までに

      お申し込みください。
          https://forms.office.com/r/bWipcRKrW1
     ※申込者に、参加URLをお知らせいたします。参加費無料


問い合わせ先:龍谷大学 文学部教務課 野村
Tel 075-343-3317 let@ad.ryukoku.ac.jp https://www.let.ryukoku.ac.jp/inquiry.html